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第637回●PC 2007春モデル登場 　　　　　　　　2007. 1.15(月)

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●2007春モデル登場
←関連ページ

　ついに発表された。
　今回の目玉はWindows Vistaなのだろうが、私はHDMI端子つき
のノートが多いことに興味を持った。
　FUJITSU FMV-DESKPOWER TEO30Uは、昔風のデザインのPCで、
HDMI端子が付いている。リビングへ置くPC。パソコン史の初期に
登場して以来、何度も出てはパッとせずに終わってきた。今後に注
目したい。
　その他、一部のローエンドモデル以外、メモリが1G標準というの
も気がかりだ。現行モデルがどうだか調べる必要があるが、Vista
が大いにメモリを食うか、速度低下を感じさせないように多めのメ
モリを積んだかのいずれかだろう。
　買うときには、2G積まないと、いかんな。

関連ページ→ITmedia『Windows Vista搭載PC一挙公開――マイクロソフト発表会速報』

●きりんファンクラブ
　BSデジタルのブログの番組で紹介されていた。
　ビル建設等に使う大型クレーンの写真を集めたブログである。
　写真の豊富さと、美しさは格別だ。

関連ページ→『きりんファンクラブ』

●NHK-FMとクラシック
　のだめ効果で、クラシック市場が賑わっているという。
　クラシックが、一部の人しか聴かないマニアックな音楽だという
イメージは、どこから来たのだろう？　敷居が高いというが、演奏
会はともかく、CDは輸入盤が安価で手に入るし、ラジオは聴き放題
ではないか。
　特に、NHK-FMでは破格の扱いだ。クラシック関係の番組は、こ
んなに多い。しかも、ほぼすべての番組で、曲がフルサイズで流れ
る。J-POP系の番組は、エアチェックの習慣が廃れたせいか、どこ
かからの圧力なのか、１曲すべてが流れなかったり、イントロにDJ
の声がかぶったりしていることが多い。
　しかも、番組のスタイルはだいたい同じで、短い解説を挟みなが
らひたすら曲が流れる。なんという、贅沢さ。
　NHK-FMが廃止されるということは、クラシック音楽がラジオか
ら閉め出されるに等しい。

　　日〜土の帯で6:00〜7:00「バロックの森」
　　月〜金の帯で14:00〜16:00「ミュージックプラザ・クラシック」
　　月〜金の帯で19:30〜9:10「ベスト・オブ・クラシック」
　　土曜21:00〜22:00「名曲のたのしみ」
　　日曜9:00〜10:57「20世紀の名演奏」
　　日曜14:00〜15:00「FMシンフォニーコンサート」
　　日曜15:00〜18:00「海外クラシックコンサート」
　　日曜18:00〜18:50「現代の音楽」
　　日曜19:20〜21:00「気ままにクラシック」

●雑感
　不二家問題、ますます深刻化の様相。雪印の時は多くの被害者が
出たが、今回は健康被害は確認されていない。そこに、決定的な差
があると思うのだが、世論は雪印と同等の不祥事と捉えている。
　従業員が冷遇され、企業だけが強くなった現代。アメリカで見ら
れるようなルサンチマンの犠牲者か？　不二家には早く立ち直って
欲しい。

　鳥インフルエンザも深刻な模様。処分というが、虐殺に違いはな
い。親鸞のいわんとした悪とは、こうしたやむを得ぬ殺生ではなか
ろうか。まったく利己的な殺人者にまで拡大解釈する風潮が恐い。

　パレスサイドビルがテレビに映った。建築としての評価が出てき
たかと思ったら、毎日新聞社の不祥事のニュースだった。トホホ。

　新しいPCを買った夢を見た。その形状が、今日発表された新型に
よく似ていた。予知夢か否か。
　その後、またあの夢を見た。いつになく悲惨な結末であった。

　今日は『住宅７０年代・狂い咲き』を貼ろう。

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第636回●おもしろAV機器ふたたび　　　　　　　2007. 1.14(日)

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●KEIAN KMC01 Media Cube NAS機能付ネットワーク対応型HDD
←関連ページ

　また、おもしろAV機器が登場した。
　以前書いた、SD＆USBメモリ対応のDVDプレイヤー（↑右）のHDD
版ともいうべき製品である。SD＆USBの他、LANもある。
　ビデオ入出力にVGA出力を備え、動画再生だけでなく、テレビ録
画までサポートする。録画PCとして使えないこともない。
　HDD内蔵コンポとして見れば、さながら SONYネットジューク だ。
　なんとなく作りが粗雑で、操作性も良さそうではないが、国産の
AV機器では全く実現されていない機能ばかりである。↓のページに
マニュアルがある。
　これらの製品が、アングラかつマニアックなものとしてあり続け
るのか、一般の人も買うようなジャンルに成長するのか、見物であ
る。

関連ページ→KEIAN『KMC01 Media Cube』

●『エラいところに嫁いでしまった！』
　ある意味、仲間由紀恵らしいコメディ。このペースで最終回まで
もつのかな？

●『演歌の女王』
　土９らしいキワモノコメディ。天海とは３度目の共演の福田麻由
子。娘役だと思ったら、違うのだな。しばらく見ない間に、急に大
人の顔になった。

●『永遠のガンダム語録』
　文庫になって再登場した。これは、旧来のオタクを象徴する本だ。
哲学者の言葉も、富野ゼリフ（アニメの登場人物の言葉）も同列に
して考える。メインカルチャーの無い日本ならではの発想だろう。

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第635回●夜ヒットへの失望　　　　　　　　　　2007. 1.13(土)

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●19型ワイドWXGA+ 液晶モニター SyncMaster 940MG-R
←関連ページ

　アナログ・デジタル２系統入力（HDCP対応）で、ビデオ入力（ア
ナログ・テレビチューナーもあればよし）で19インチ。条件に合う
ものがサムスンにあった。
　しかし、59800円といえば、普通のアナログ・デジタル２系統入
力（HDCP非対応）、ビデオ入力無しの19インチの市場価格の２倍で
ある。
　とはいえ、３万円の液晶モニタを２台持ってきたところで、HDD
＆DVDレコーダは接続できないし、VAIOや今後出てくる多くのデジ
タル録画PCや、ブルーレイの映像も見られない。

　実売価格が同じなら、『SyncMaster 215TW-R』の方がいい。テ
レビチューナーが無いだけで、インターフェースは同じ。21インチ
で画面が縦横回転する。

●日立DVDマルチドライブVHS一体型DV-RV8500
←関連ページ

　地上波アナログだけでいいと割り切れば、VHS一体型HDD＆DVD
レコーダが、投げ売りされている。

●オタク雑感
「オタク」が指し示すものが、世代とともに変化していっている。
年齢的には第１世代オタクの宅八郎が、未だにアキバ系の番組に出
ているのには、感心する。フィギュアの先駆者でもあるし、彼こそ
筋金入りのオタクといえるだろう。

　岡田斗司夫の価値観は現代のオタクとはズレているし、中森明夫
に至っては完全に前世紀の人だ。
　私とて、今、中高校生の年齢だったら、決してオタクにはなって
いないだろう。現代のオタク文化に興味を惹かれるものが全く無い。
　アニメオタクではあっても、あくまでヤマト、ガンダムの時代の
話。現代の作品で凄いとか面白いとか思うアニメはあるが、それら
のグッズに手を出すことはない。

　メイド喫茶の「萌え」は分かるつもりでいたが、この間の女子ア
ナ特番を見て、誤解であったと思い知った。やっぱり、層が違うの
だろうな。中野美奈子が出てきて、何とも思わないとは……。

　だったら、何に熱中するだろうか？　ケータイでのメール交換に
明け暮れるだろうか？

●夜のヒットスタジオ雑感
　CS放送中の「夜のヒットスタジオ」で、観たいと思っていた回が
ほとんど飛ばされることが判明。これを保存するためにHDD＆DVD
レコーダの購入を検討し、デジタル録画PCの買い換えさえ視野に入
れていた。それが、すべてダメになった。

●雑感
　PCのDVD関係で、久々にトラブル。また、厄介な問題が出てきた。

　計画が煮詰まったので、絵にしてみる。が、あまり進展無し。

　今日は、これを貼る。

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第634回●『拝啓、父上様』　　　　　　　　　　2007. 1.12(金)

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●キュリオムCBX-4022SD
←関連ページ

　長期間のセールが始まった。期限間際になると、売り切れてしま
うかもしれない。また、ショップ店頭で投げ売りされている可能性
もある。
　新型が近いのだろうが、望み通りのスペックになるとは限らない。
現行モデルで出来たことが、次は出来なくなってるかもしれない。
　我々の間では大好評でも、市場全体で見れば、ろくに売れていな
い商品かもしれない。国産メーカーよりクレームが多いかもしれな
い。つまりは、取扱店が減るのが心配なのだ。
　ま、↑のショップでは、売れ筋と謳っているので、やめはしない
だろうな。

●『拝啓、父上様』
　緻密に練り上げられた倉本ワールド。『やさしい時間』は、面白
さはともかく、ドラマとしてのパワーが今一つ足りない気がした。
だが、今回は、完成度、ユーモア、パワーともに群を抜いているよ
うだ。
『前略、おふくろ様』は1975年。たぶん、再放送で観たと思うが、
それにしても30年ほど前に１回きりだったようだ。極めて有名な作
品ながら、私にとっては印象が薄い。
『拝啓、父上様』は、70年代的なホームドラマである。あの頃に比
べ、ドラマは即物的になった。シーンやセリフの意味が即座に分か
るか、その回のうちに分かるかしなければならない。含みのあるセ
リフ、いいじゃないか。第１話を観て、改めてそう思った。

●ビートルズ切手
←関連ページ

　新聞、ワイドショーで取り上げられたため、人気に拍車がかかっ
た。実際に売れ行きが良かったにせよ、ニュースになるほどの物で
はない。単体では郵趣的価値はゼロに近いが、ビートルズグッズと
しての価値については、私は知らない。

●CasaBrutus 2007年2月号
←関連ページ

　久々に買った。ずばり、お勧め。今日は書評に書こうと思ったの
だが、↓の理由により時間が足りなくなった。
　住宅、建築雑誌はかなりチェックしているが、初めて見る物件が
多かった。
　昨今、どうでもいい別冊付録（内容が悪いんじゃなく別冊にする
意味がわからない）をつけては＋100円上乗せしているCasaBrutus
だが、今号は付録無し。久々、１冊まるごと住宅ネタ。

●雑感
　回線、激しく不安定。終端装置の故障だとすると厄介だ。もう、
４年も使っているから、レンタル料もずいぶん払った。んが、現在
はともかく、当時の市場価格のまだ４分の１程度しか払っていない。
が、開通時に引いたため、工事費は全額払い、○ヶ月無料サービス
等も無かった。

　DJ OZMA。結局は、得したんじゃないかな。NHKがここまで問題
を宣伝しなければ、ちょっとした悪ふざけ。今頃はもう誰も話題に
していなかっただろう。

　２ちゃんねる閉鎖危機。法律のことは分からないし、詳しい経緯
も知らない。だが、公共性の高いサービスを差し押さえることに、
社会的問題は無いのだろうか？
　突然、私鉄路線が１つ運行中止になるとか、テレビ局が１つ放送
中止になるとか、携帯電話の１社が通話不能になるとか、そういう
のに匹敵すると思うのだが……。
　止まったら、誰がどれだけ迷惑するかは、立証しにくい。が、２
ちゃんねる休止中に大規模な自然災害が起こったら、情報の伝達・
共有におおいにマイナスとなるはずだ。

関連ページ→ZAKZAK『ユーザーショック…２ちゃんねる、再来週にも強制執行 』

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第633回●『ハケンの品格』　　　　　　　　　　2007. 1.11(木)

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●『ヒミツの花園』
　原作無しということで、どうしてもフジテレビ色の濃い仕上がり
になっている。制作会社が違おうが、関西テレビだろうが、なぜこ
うもフジテレビらしいドラマになるのか不思議である。
　コメディにはありがちな、つくられた面白さっていうのが、今一
つなじめない。そのうち、慣れていくだろうか？

●『ハケンの品格』
　今クールNo１の予感。原作無しなのだろうか、脚本に力を感じる。
主役の篠原涼子に、ほとんどまともななセリフが無い。これで、ス
トーリーを展開させるのだから、凄い。
　もっぱら、話は加藤あいが進めていくわけだが、これは「ショム
ニ」の江角マキコと京野ことみの関係と同じだ。この形式は、便利
なようでいて非常に難しい。どちらが主役か分からなくなるから。

　枠拡大を活かした２段オチが素晴らしい。廃車云々のエピソード
はご都合主義に過ぎるが、大事なものを失くして探し回るベタな話
の結末としては面白い。篠原涼子が重機で登場した時点でもう十分
にオチだが、ラストのフラメンコには驚かされた。
　また、大泉洋の理不尽なハケン差別の理由を、ラスト前に明かし
たのも効果的だった。発端となる焼きそばパンの件も見事。

　篠原涼子の強烈な芝居もいいが、彼女自身も去年の『アンフェア』
に続いて良い作品に恵まれている。ただの話題作ではなく、５年後、
１０年後に観ても面白いドラマである。

●新春ドラマ特番雑感
　今年は、良い作品が続いた。『がばいばあちゃん』は、また特番
がありそうだな。『悪魔が来たりて笛を吹く』、『瑠璃の島』、特
番枠ではないが『アガサ・クリスティー』の第２弾。いずれも、ま
た続きがありそうだ。

●夜のヒットスタジオ雑感
第123回 1981/11/16。
石川ひとみ『三枚の写真』。スマッシュヒットながら、妙に印象に
残っている。タイトル通り、写真が３枚出てきて、それぞれにまつ
わる思い出が語られる。メッセージソングは嫌いだけど、ストーリ
ーものは好きだ。さだまさしのほぼ全曲、槙原敬之「スパイ」、爆
風スランプ「大きなタマネギの下で」、太田裕美「木綿のハンカチ
ーフ」とか。
岩崎宏美『れんげ草の恋』。聴けば思い出すけど、印象薄い。
野口五郎『裏切り小僧』。忘れていたが、聴けば、なるほど。結構
な名曲。どうも代表曲「私鉄沿線」が大きすぎ、数々の名曲が埋も
れてしまった感がある。もったいない。
もんた＆ブラザーズ『DESIRE』。デザイアーといえば、中森明菜よ
りこっちなんだけどなぁ。もちろん、別の曲。「ダンシング・オー
ルナイト」の大ヒットで、一発屋の感があったが、この曲が出た時
は感動した。
五輪真弓『リバイバル』、印象無し。
他に、演歌勢。角川博『あなたひとすじ』、森進一『命あたえて』 、
五木ひろし『人生かくれんぼ』。いずれも、分かるけど大ヒット曲
ではないし、曲としても特に感銘は受けない。

第124回 1982/01/04。
みんな着物で登場したと思ったら、早くも1982年。飛ばしすぎだ。
松本伊代『センチメンタル・ジャーニー』。説明無用の名曲。題名
は過去の名曲のパクリ。２曲目『ラブミー・テンダー』もそう。２
曲目も名曲だと思うが、今日、その映像は全く流れない。
沖田浩之『俺をよろしく』。記憶無し。
岩崎宏美『檸檬-レモン』。覚えているけど、存在感薄い。
カプチーノ『九時からのリリィ』 。まったく知らない。
金沢明子『夢を飲まないか』。印象無し。
河合奈保子『ラブレター』 。アイドル全盛期のアイドル歌謡。楽し
い。
郷ひろみ『純情』。聴けば思い出す。なかなか良いけど、印象薄い。
五木ひろし『人生かくれんぼ』。

●決定版ディスプレイ
　ついに出た！　アナログ・デジタル２系統入力で、HDCP対応！
ビデオ入力もＳ端子、コンポジット、コンポーネント端子つき！
まさに、これを探していたのだっ！！
　とはいうものの、あまりにデカく、あまりに高い。

　車の世界でも、高級＝デカイがまかり通っているが、高級感を小
型のボディに凝縮することは、かなり昔から行われてきた。
　ローレル・スピリットはスピリットだけと揶揄され、ブレビスと
かはずんぐりむっくり、今年出るコンパクトなレクサスもどんな仕
上がりか分からない。

　パソコン業界にも、似たような悪習がある。バカでかくて粗悪な
ディスプレイや、逆に15インチぐらいで高精細、２〜４系統入力の
があったって、いいじゃないか。
　A3、A2サイズでA4ローエンド並の画質のプリンタとか、ハガキ
サイズなのに10色インクとか（筺体サイズから無意味か？）、色々
な需要があるはずである。

関連ページ→ITmedia『デル、HDCP対応のWUXGA27インチワイド液晶「2707WFP」』

●雑感
　なんとなく、120色の色鉛筆を貼る。色鉛筆は色が混ざりにくい
ので、できる限り多色のセットを選びたい。

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第632回●恒例、住宅特集号　　　　　　　　　　2007. 1.10(水)

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●アクアレイン＆ライトーク
←関連ページ

　日テレOha!4で紹介されていた。

●今週のクールなプラン７
　建物の形が凸凹である。床面積に比して外壁が多く、屋根の形状
も複雑になるため、建築コストが高くなる。また、外気と接する面
が広いので、熱効率も悪くなる。だけど、今週はこれを選んだ。

　どの部屋も２方〜３方窓であり、通気性が良い。小屋裏収納の窓
や２階トイレの２方窓も目を引く。
　ただ、残念なのは収納の少なさ。１階にやたら多い床下収納が、
それを物語っている。和室の押入も、階段に浸食されている。小屋
裏収納も、文字どおり屋根裏だとすれば、天井高も期待できない。

今週のクールなプラン→『ファインコート田無向台 1号棟』

関連ページ→『ファインコート田無向台』

●『CasaBRUTUS』2007年2月号
　年に１度の住宅特集である。

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第631回●松尾翠　　　　　　　　　　　　　　　2007. 1. 9(火)

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●円盤状VAIO
　形は面白いけど、Mac miniをパクった気もする。
　DVI系でなくHDMI端子をつけたのは面白い。テレビにつなぐに
は、こうでなくては。

関連ページ→ソニー『2007 International CES（米国）で発表のVAIO新製品について』

関連ページ→ITmedia『今年も出ましたっ！「こっ、これは？」なVAIO』

●『草なぎ おすぎとピーコの女子アナ2007 もっと大人になりたいのっ!SP』
　初体験から恒例の新人アナドッキリまで、松尾翠を大々的に宣伝
した特番だった。そのインパクトは中野美奈子を超えるほどだった。
　奇麗なだけでも面白いだけでも、アイドルアナにはなれない。
　高島、中野、戸部、平井の次は、松尾翠という考えなのだろう。

●『東京イエローページ32』
　1990年、アイドル冬の時代。円谷優子、パンプキン。今回も幻の
アイドルが登場した。この時代の再評価って、難しいのだろうな。
　名曲が無いわけではないと思うが、アイドル歌謡にヒット曲が無
い以上、今CD-BOXのようなビジネスも成立しない。

●『東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン』
　原作は読んでいないが、脚本が酷いのではないか？　全く無意味
にも関わらず、時系列をメチャクチャにした理由は何なのか？　新
しい手法のつもりなら、逆効果でしかない。

　なんとなく、リリー・フランキーって私よりずっと年上な気がし
ていたが、実際はほとんど違わない。見た目が老けているとかじゃ
なく、ものの考え方に私との年齢的ギャップを感じる。

　年代も年齢も少しズレるし、東京へ来た者と、東京から去った者
と、立場は逆だが、共感するところが多かった。
　私も、武蔵野美大の資料を取り寄せた。東京へ出るというより、
通信教育を考えていた。だが、思ったより通学日数が多かったので、
受験を止めた。

●『見合い恋愛』
　CSちゃんねるNECOで、『気まぐれ本格派』の後番組として始ま
った。「石立鉄男アワー」枠である。1969年だから、10年近く遡っ
たことになる。それにしても、みんな若い。
　再放送も含め、たぶん観ていない。

　見合いをする筈だった男女（石立鉄男と山本陽子）が、それぞれ
見合いを拒否しながら、偶然に出逢うという発端。当時主流だった
ホームドラマの形式といわれるが、トレンディ・ドラマ以降何度も
あったラブコメといっていい。

　様々な職業や立場の若い男女が何人かずつ登場し、恋愛を軸にし
たドラマを演じるようだ。複雑な人間関係、テンポの良さ、いずれ
も現代の恋愛ドラマの元祖といえる。

　だが、ストーリー展開はあくまで静か。まだ１話しか観ていない
が、全13話なので、そのまま現代風にアレンジしてリメイクできそ
うな作品である。

●雑感
　雑用のみで一日潰した。こんなことはひと月ぶり以上だ。

　大ヤマトのパチンコが出た時に、こりゃヤバイんじゃないかと思
ったが、やはり、こんな騒ぎになっていた。
　ヤマト関連商品が、最近また出始めただけに、権利が明確になら
ないのは問題である。

関連ページ→Yahoo!ニュース『アニメ「宇宙戦艦ヤマト」著作権、漂流 』

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第630回●強化段ボールは軽いか？　　　　　　　2007. 1. 8(月)

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●強化段ボール
←関連ページ

　日テレOha!4で紹介されていた。通販では見あたらなかったが、
大きな書棚等もあるようだ。私は力が無いので、軽い家具として可
能性を感じている。はたして、ベニヤ合板と比べて軽いかどうか、
気になるところだ。

●東芝VARDIA RD-W300、シャープAQUOS DV-AC32
←関連ページ

　RD-W300。RD-E300より若干高めなので、型番からするとデジタ
ル２チューナーかと期待した。が、E300にVHSを加えたもののよう
だ。VHS搭載機を積極的に選ぶ理由は（私には）無いが、実売価格
がほとんど違わないのなら、ついてた方が得だ。

　AQUOS DV-AC32。本当なら、デジタル２チューナーのDV-ACW38
を選びたいところだが、HDDが800Gということもあり、価格差が大
きすぎる。DV-AC32が２台買える。

●人口問題雑感
　各国の出生率から現実的に試算すると、これまでの定説を上回り、
地球の総人口は2050年に120億人を超えるという。あくまで出生率
から割り出した数字であり、飢饉、自然災害、疫病、戦争等による
人口減少分は計算に入っていない。

　現状でも食料、エネルギーは不足しており、中国とインドの経済
発展だけでもそれは加速していく。現状の宇宙開発のペースでは、
ガンダムのようにスペースコロニーへ移民するという選択肢も無さ
そうだ。

　中国、インドの貧困層、アフリカ等の今後が心配だが、食料とエ
ネルギーの自給率が極めて低く、人口も多い日本が、最もヤバイの
は疑いない。一部の富裕層はいいが、貧困層だけでなく多くの庶民
が生活できなくなる可能性がある。
　憲法改正や軍備増強は北朝鮮対策ではなく、その先の食料、エネ
ルギー争奪戦争を睨んでいるのかもしれない。

●MacでDivx
　不意に思い立って、MacでDivxが再生できないものかと調べてみ
た。動画はWindowsで十分だし、わざわざ非力なiMacで見る必要も
無い。が、見れた方がいいのは間違いない。
　いつの間にか、Mac対応のDivxが本家から出ており、無料版もダ
ウンロードできると知った。
　だが、IE 6では該当ページが開けず、他にアップされているページ
も無いので、Netscapeをインストールしてみる。
　結論からいえば、まだダウンロード可能な旧Mac用のDivxってのも
MacOS X用であり、Mac OS 8〜9用のDivxはもうダウンロードできない
ようだと分かった。
　肝心のDivxコーデックが手に入っても、Mac OS 9での使用には手間
がかかり、動作も不安定らしい。
　もう面倒だから、やめた。

●宇宙戦艦ヤマト
　いよいよ、発売が近づいた。デカイ、高い、アニメ版とのかなりの
相違と、敬遠する要素は多い。
　同じ縮尺で、アンドロメダ、三段空母、戦闘空母、デストロイヤー
艦等が出てくれればなぁ。とりあえずヤマトを買うかもしれないんだ
けど……。
　PGガンダムが出た時は、実売価格１万円弱ですぐ買ったけど、大人
とはいえ玩具は１万円あたりが限度という気がする。

関連ページ→『バンダイ』宇宙戦艦ヤマト

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第629回●アジアおもしろ家電　　　　　　　　　2007. 1. 7(日)

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●DVD/VHS一体型プレーヤー ZTO-207
←関連ページ

　2006年の家電業界。世間ではデジタルテレビ・ブーム。
　だが、私の私的な感想では、「値段ばかり高くてつまらない国産
家電」と「安くて面白いアジア家電」の対立の一年だった。

　キュリオムCBX-4022SD によるカセットテープのMP3化に始まり、
SDカードやUSBメモリの動画ファイルを再生できるDVDプレーヤー。
　そして、今度は、DVD/VHS一体型プレーヤーを見つけた。通常、
日本製の場合、VHSのDVD化を見込んだDVDレコーダである。が、
これは録画再生可能なVHSデッキに、DVD再生機をくっつけただけ。
だから、安い。

　DVDレコーダの歴史は浅い。だから、ストックではビデオテープ
の方が圧倒的に多い。それを全部DVD化するより再生は安価なVHS
デッキに頼るのが現実的だろう。ちなみに、私はVHSのDVD化は断
念した。

●USBターンテーブル
←関連ページ

　レコードのMP3化に最適。うちはレコードが少ないので、ここま
で大がかりにはしたくないが、レコードが多い場合には、非常にあ
りがたい。うちは、安いプレーヤーでも買って、CBX-4022SDの外部
入力からMP3化すれば事足りる。

　これ、逆に外部入力からカセットテープやMDの音源をMP3化する
こともできる。PC画面上から、ノイズ除去等こまかい編集も可能だ。
　売り切れ続出のようで、「来年入荷予定」と書かれているところ
もある。2008年の意味ではないだろう。

●PIONEER DVR-DT95(400GB HDD/DVDレコーダ)
←関連ページ

　HDDは400Gだけど、デジタルチューナーはシングルか……。
　HDD/DVDレコーダの世界は案外、商品体系が複雑で、何が最適
なのか見えてこない。個人的メモの感覚で、良さそうなのをこうし
てピックアップしているが、全然おすすめではないかもしれない。
　商品知識が少なくて失礼。

●Windows Vista雑感
　新聞にも記事が出始めた。経済欄のコラムのようなもの。
　Vistaの新機能を活かせるのは中上級者という指摘。ネットやメ
ールだけ使う初心者にとってメリットは無いという意味。それを言
うなら、初心者はだませても中上級者はだませない、だ。

　Vista特需。PCユーザーとしては、起こって欲しい。このまま、
PC市場がじり貧になったら最悪だ。痛んできたら、ほぼ同スペック
のPCに買い換える、なんて、笑えない。車なんか、ずいぶん前から
そうなってしまった。
　待っているのは、特需ではなく混乱と失望なんだろうな。

●Canon EOS KissDigital X KIT
←関連ページ

　デジタル一眼が射程距離に入ってきた。去年、コンパクトデジカ
メを買ったのは失敗だったかな。

●2007年の抱負
　2006年は、労多く功少ない１年だった。今年は、色々なことに手
を出すより、一点集中で行こうと思う。まず、本とテレビを少し減
らそう。
　元々貧乏性というか、常に何かしていないと落ちつかない性格だ
ったが、20〜21歳の間に３度死にかけ、以来、余計に時間がもった
いないと思うようになった。実のところ、ここまで生きるとは思っ
ていなかったため、40歳を迎えるに至っても人生設計が全く無い。

　もうブームが去ってしばらく経つから言うけど、セカチューって、
悲劇ではあっても、不幸な話ではない。あれだけいい思いをしてい
る人は、むしろ少数派ではないかと思う。
　一連の純愛ものブームで、安易に人が死ぬという批判があったが、
死を過剰に劇的に描くのは不快である。
　私の場合は助かったけど、20歳で（親はいたけど）孤独に死んで
いったら、セカチューの100倍悲しい。まあ死などそんなものだが。

　20歳当時の謎の病はその後再発することもなかったが、後に厄介
な持病を抱え、一昨年から続く体調不良は今年にまで持ち越してし
まった。つくづく、人間は機械だな、と思う。物理的な体調の悪さ
は、克服のしようがない。

　去年は、何も考えずに自由にやった。今年は逆に、考えに考え抜
き、凝ったことをやっていこう。抽象的だが、多ジャンルなので。

↓ちょっと気になる本コーナー

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第628回●ブルーレイVAIOの黒い噂　　　　　　　2007. 1. 6(土)

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●ブルーレイVAIOの黒い噂
←関連ページ

　ブルーレイ搭載のVAIO（現行モデル）に関して、気になる書き込
みを見た。
　ブルーレイディスクへムーブした番組は、そのディスクを作成し
たPCでしか再生できない、というものだ。外付けドライブで再生を
試みたが、再生できなかったという。

　ブルーレイ搭載の他のPCやブルーレイ搭載HDDレコーダで再生で
きないとすれば、大変な問題となる。が、このことに関して、VAIO
公式サイトに注意書きはない（発見できなかった）。
　PS3が普及した今、ブルーレイ搭載VAIOの録画を他のドライブ
（機器）で再生してみた人がいるのでは？　と思ったが、この超高
価VAIOを持っている人が少ないのだろう。

　では、現行モデルで可能になったばかりの、普通のDVDへのムー
ブも怪しくなる。これも、他のPCやDVDレコーダ、プレーヤーで再
生できないとすれば、デジタル録画PCは、事実上死んだと言ってい
い。

　繰り返しになるので理由は割愛するが、状況は極めて深刻である。
著作権保護に関する様々な制約から、録画離れが始まり、それがテ
レビ離れへとつながる。
　その流れが加速してからでは、どんな手を打っても止められない
だろう。

●20インチ ハイビジョン対応WIDE液晶TV PLC2010WTV-B1
←関連ページ

　PC用モニタ兼用のテレビ。値段も高くない。だが、PC入力がアナ
ログ１系統とは完全に時代遅れ。テレビとして使うのなら、HDCP
対応DVI端子は必須だろう。これでは、昔のパソコンテレビ以下だ。

　そういえば、パソコンテレビX1が発表されたのは1982年末だった
ろうか（発売は1983年だったと思う）。今から思えば、なんという
飛躍。
　現代、パソコンとテレビの連携に何の発展もない。アナログから
デジタルになって、すっかり衰えた。

　結局のところ、現状ではHDD＆DVDレコーダを買うのが最善策の
ようだ。アナログ停波後は、高価なデジタル機器からGyaOのような
動画配信をPCで見るスタイルへ移行していくと思うが、あの手のサ
ービスも、HDCP対応になっていくのだろうか？
　となると、デジタル録画PCでなくてもHDCPは避けて通れない。無
論、アナログRGB端子は論外。

●ソフト雑感
　中古ゲームソフトの売買が禁止されたせいで、ゲームの勢いが衰
えたという話を聞いた。私は、ゲームについてはほとんど知らない
ため、コメントのしようがない。

　事実だとすれば、パソコンソフト・レンタルの禁止の時と似てい
ると思った。色々なソフトを使えてこそパソコンなのだが、あれが
無ければ、今日、ソフトはもっとたくさん売れて、バラエティも豊
かになっていただろう。

　中古ゲームにしろ、ソフトレンタルにしろ、売価の何分の１かの
値段でソフトが手に入るから、それだけ多くのソフトを試せる。
　どうせ時間は有限なのだから、５倍ソフトが出回っても５倍使わ
れるわけじゃない。つまらないゲームはすぐ放棄され、役立たずの
ビジネスソフトは使われなくなる。
　現在のシステムでは、市場そのものが停滞し、全員が損をする。

●プロテクト雑感
　その昔、私がX68000用等のフォントを市販するとなった時、プロ
テクトをどうしようかという話になった。真剣な論議ではなく、な
かば雑談だったけど。
　プロテクトを掛けようもないし、掛けると使い勝手が著しく低下
する。なので、私はプロテクトはいらないと答えた。違法コピーは
されるだろうが、それも有名税。

　コピーし放題では、正規に買っている人がバカを見る。そりゃ、
ごもっともである。だけど、完璧なプロテクトは無いし、あったと
しても、そのせいでバックアップが取れない（買ったFDが壊れたら
それっきり）とか、使用するにはジョイスティック端子にドングル
をつけなければならないとか、そういう厄介な制約があったら、ど
うだろう？
　違法コピーのユーザーは自由に使えるのに、肝心の正規ユーザー
は面倒な思いをする。これこそ、正直者はバカを見る、ではないか。

　これは、コピーワンス問題に通じる。
　テレビ番組が勝手に売られていることで、誰が不利益を被ってい
るのか？　著作者？　いや、誰も損はしていない。違法に売ってい
る人が、不当に利益を得ているに過ぎない。
　中には、正規版DVDを買おうとしてテレビ録画を買う例もあろう。
が、ソフトのプロテクトの有無やレンタルの有無の歴史をふりかえ
れば、そんなのは微々たる金額だと分かる。

　コピーワンスを一旦解除し、テレビ番組の録画販売がどれほど増
加するか、ドラマDVDの売り上げがどれほど低下するか、試してみ
るといい。
　やってみれば、何の影響もないことが分かるので、やらないのだ。

●雑感
　クロネコメール便が５通も来る。最初に４通まとめて、後からも
う１通。いわゆる小包だけでなく、封書の類でも郵政とシェアを逆
転しつつあるのか？

　NHKでウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2007の録画を
観る。ぜいたくな話。

　以前から「ゲーム脳」はいかがわしいと思ってきたが、↓のよう
な新説を見つけた。まあ、これでゲーム脳が否定されたわけではな
いが。

関連ページ→『空を見上げて犬は今日も歩く』「ゲーム脳」は存在しない〜ビデオゲームは脳を活性化する

↓こんな本を読んだ。なぜ、桂歌丸なのかは、中を見れば分かる。
こんなコピー、どうやって思いつくのか、どれもこれも感心する。

コピー年鑑 ２００６

東京コピーライターズクラブ編集　宣伝会議　21000円

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第627回●メッセージソング　　　　　　　　　　2007. 1. 5(金)

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●USBハブライト
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　これは、雰囲気の良い商品だ。しかも、４ポートのUSBハブとし
ても高くない値段。機能と値段だけで見てしまうのは、悲しい性だ。

●オーロラパレット
←関連ページ

　日テレOha!4で紹介されていた。

●メッセージソング
　オリコンからのアンケートが相次ぐ。「楽曲発売前及び発売後の
期待度調査」には、毎度うんざり。10代の人はみんな分かるのだろ
うか？　アーティストの半分以上は聞いたこともない。

　メッセージソングに関するアンケート（全３ページ）ってのも来
た。１ページめから受験の時に勇気づけられた曲だって。なぜか、
頭が真っ白。何も浮かんでこない。私は勉強なんかしていない。頭
を使うことに関しては、変に理想に捕らわれなければ、どうにかな
ると思っている。

　第２に、メッセージソング自体、あまり好きではない。歌詞に感
銘を受けることも少ない。サザンオールスターズや井上陽水が好き
なのも、歌詞がデタラメで意味がないからかもしれない。

●2007年春モデルPC前夜
　今夜ないし９日には、大手各社から新型が発表されるだろう。
　Windows vistaの関係で遅れるかもしれないが、出荷開始は月末
としても来週中までにはアナウンスがあるに違いない。正直なとこ
ろ、あと丸１年はPCを買いたくないのだが、HDD＆DVDレコーダを
兼ねると考えれば、決して無駄な買い物ではない。
　それは、HDD＆DVDレコーダの寿命がせいぜい数年しかないから
だ。PC込みで２〜３年ずつ買い換えていけば、HDD＆DVDレコーダ
を買い換えていくに等しい。

　2007年春モデルPCの、個人的チェックポイントは、ズバリ、デジ
タル放送の編集にある。現行モデルで一部ムーブが可能だが、編集
は全く不可能。これがHDD＆DVDレコーダに最も劣る点なのだ。
　ここさえクリアされれば、ハイビジョンの編集保存のためにブル
ーレイに手をだしても良い。

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第626回●女優アイドル崩壊元年　　　　　　　　2007. 1. 4(木)

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●フジテレビ新春ドラマSP『明智光秀〜神に愛されなかった男』
　年末から年始へ移ったが、草なぎ剛主演の『サルと呼ばれた男』、
『イヌと呼ばれた男』のシリーズだろうか？
　本能寺の変って、確かに謎の多い事件。最近は、明智光秀が悪者
として描かれなくなってきた。『功名が辻』と重なるエピソードが
多かったが、解釈の違いが面白かった。

●女優アイドル崩壊元年
　正確な時期は分からないが、若手女優の供給システムは10年前に
は現状のスタイルになっていた。
　長澤まさみ、沢尻エリカら20人以上といわれる20歳前後の主役級
女優の林立。その多くは、10代前半からジュニアアイドルやジュニ
アモデルとして登場し、端役からドラマや映画に出てキャリアを積
んできている。

　20代女優もそうだった。竹内結子は『サイボーグ』以来、多くの
ドラマに出てきたし、矢田亜希子だって子役に近い年齢から色々な
ドラマに出てきた。現在の長澤、沢尻らとまったく同じ過程を通っ
てきたのである。
　上が何人か抜けたから、下から余分に上がってに過ぎない。これ
が、どうした勘違いからかマスコミがもてはやし、彼女たちが主演
するドラマや映画が激増した。

　このバブルは、若手女優のキャリアアップのシステムを破壊する。
野村佑香、前田愛らから少し遅れたため、ジュニアアイドルとして
の盛り上がりは欠けたが、みんなおなじみの顔ぶれである。
　長澤まさみ、宮崎あおい、石田未来、黒川芽以、黒川智花、榮倉
奈々、夏帆、井上真央、上戸彩……。
　今は、下から上がってくる余裕も無いし、現状の主役級もいずれ
淘汰されてしまう。なにしろ、人気に当て込んで制作されたドラマ、
映画はずいぶんコケている。

　映画スターの時代が終わり、60年代のテレビ文化がアイドルを生
み出した。70年代までにアイドル歌手が完成し、80年代には歌、ド
ラマ、バラエティで活躍するようになる。その後は周知の通り。
　アイドル歌手崩壊、バラドル、グラビアアイドル、そして現代の
女優アイドルへ。それが、また近いうちに崩壊する。

　では、次はどう進むのか？
　AKB48等、ファンとコミュニケーションを取るアイドルには、危
ういものを感じる。相手にするファンのキャパシティーが小さくな
るということは、限られたファンだけで成立するアイドルに陥りか
ねない。
　古今東西、幅広い層を取り込んだ趣味は長持ちするが、一部のマ
ニア層に縮まったものは衰退していくからである。

　美少女の需要は尽きないという楽観論もあるが、我々大人はとも
かく、10代の人たちにアイドルは必要じゃない。
　物が豊かになって、心が貧しくなったという論調には、私は納得
しない。物を介在するからこそ、物がワンクッションとなる。近頃
の傍観者無きいじめは、コミュニケーションの希薄さではなく、逆
に濃密さを表してはいまいか？　でなければ、人をいじめることに、
そこまで執着するわけがないのだ。

●雑感
　久しぶりにブログ更新。もう１冊これも読んだので、近いうちに
書こう。

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第625回●半額で再度挑む日本語ワープロ　　　　2007. 1. 3(水)

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●JUSTSYSTEM JUST Suite 2007 通常版 Win/DVD
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　本家（今や「本家」だなぁ）マイクロソフトのOffice 2007より少し
遅れて、ジャストシステムから同様のパッケージが登場する。
　一太郎はWord、三四郎はExcelのファイルを読み書きできる。ただ、
互換性が100％かどうかは定かでない。三四郎はExcel 2007のある形式
のファイルに対応していないそうで、Office 2007との互換性は気にかか
る。

　私は、どうもWordのアメリカっぽい操作感覚になじめない。これは、
Macでのワルツワードなんかでも感じたのだが、それまでの日本語ワー
プロ（専用機＆PC用アプリ）の操作感覚を全く受け継いでいないからだ。
　いまどき、そんなことにこだわる人は、ほとんどいないだろう。一太
郎全盛期なんて、もう大半のPCユーザーが知らないし、ましてPC-9801
のテキスト画面の感覚を体験してもいない。
　だから、言葉では説明できない微妙な操作感について話しても不毛だ
ろう。オールドユーザー同士の会話ならともかく……。

　Office 2007に、花子に相当するドローソフトが入ってただろうか？
入っていないと思う（実は古いOfficeしか知らない）。それで、実売価
格は２万円少々（アップグレード版はもっと安い）。
　Adobeのアプリみたいに、本家を買わないと互換性の面で仕事になら
ないってこと、Officeにもあるのだろうか？　そうでなければ、ジャス
トシステムの方が安いし、操作感も良いのではなかろうか（実は一太郎
も大昔のものしか知らない）。
　思えば、一太郎の最初のバージョン「JX WORD太郎」も、当時チャン
プだった「松」の半額で登場したのだったな。

関連ページ→『ジャストシステム』

●Qriom キュリオム SDクロックラジオSCR-175SD
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　CBX-4022SDから、CDとカセットを除いてタイマーを付けたようなモ
デル。だが、録音機能が無いのでタイマー録音はできない。ラジオや外
部入力からの録音もできないので、再生専用と割り切らなければならな
い。
　すべての音源をMP3化した私などは、こうした再生専用機を選択する
ことも十分考えられる。コンパクトさは評価するが、録音できないもの
を買う気はしないなぁ。

関連ページ→『ミドリガメとフェレット』亀の音楽で朝起きる 〜 SDクロックラジオ Qriom SCR-175SD

●今週のクールなプラン６
　今週は、むしろ苦言である。
「MONOスペース」が、まるっきりミサワホームのパクリだ。１階と２
階の間に半階分の収納スペースを設ける「KURA」。これは、ごく限ら
れた条件でのみミサワホームが特許を取っているが、それに反しない範
囲でなら、真似しても問題はないだろう。大手ハウスメーカーも露骨に
パクっている。
　ただ、LDKのDKの上にKURAを配置し、リビング部分のみ高天井にす
ることと、KURAの上が主寝室なのは、ミサワホームのプランのパクリ
なのである。夢が時間を裏切らない以上に、独自の発想で似てしまう確
率は低い。

　さて、プランを見ていこう。
　階段の配置が面白い。LDKから階段にアクセスするが、引き戸でLDK
と切り離される独特の仕掛けがある。普通なら、トイレをホールに、洗
面所を階段側に置き、パブリックスペースとプライベートスペースを分
けるところだ。
　この不可解な配置は、（階段を考えなければ）一般的なマンションに
よく見られる形だ。北側の配置はともかく、ホールからトイレ、洗面所、
突き当たりにLDK、LDKから和室という動線。LDKに入るとまずキッチン
というのも、そう。
　マンションで練り上げられたプランを、戸建てに応用したのは面白い。
１階の吹き抜けと２階以上については、ミサワホームが10年以上練った
形そのまま（応用ではなく）なので、評価対象外。

今週のクールなプラン→『ブリリアンコート上尾ヴィレッジ第2期 2-W号棟』

関連ページ→『ブリリアンコート上尾ヴィレッジ第2期』

●雑感
　年末からの体調不良、続く。ただ、昨日よりはいい。12年ぶり、３度
めの「種子」の年も、またもやスタートダッシュをくじかれた。

　吉澤ひとみ、モーニング娘。卒業。これで1〜4期メンバーが全員去り、
5〜8期となる。どうせハロプロに残るのだから脱退しなくたっていいの
に。現状でも藤本・高橋が中心だからかな……。

『オンナのじかんですよ』に相川梨絵。フリーになってよかった。
『超人スポーツマン神技スーパーバトル』に松丸友紀。BS以外もしくは
怪しい手段を用いない限り、地上波のテレビでは初めて見た。

　フジテレビ元日の「爆笑ヒットパレード」の録画を、今日ようやく消
化し終えた。

　近頃のケータイメール論、ブログ論で、若い世代の筆力がむしろ上が
っているというのが、もてはやされている。が、最近、テーマと長さが
決められた文章を書いていて実感した。
　ほんの一握りの優秀な人を除いては、こんな雑文、書けば書くほど筆
力は低下していく。

　年賀状が、１、２、３日と連続して来た。毎年、２日は休みだが、そ
れほど処理能力が落ちたのか？
　郵政民営化のウソ。過疎地を主体に、毎年郵便局が減り続けているの
に、選挙の時は報じられなかった。不可解だ。

　今日は、字詰めを全角２文字ほど間違えてしまった。手動なので直さ
ない。

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第624回●無限軌道SSX 　　　　　　　　　　　　2007. 1. 2(火)

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●『無限軌道SSX』
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　フレッツスクェアで、第１〜６話まで無料配信中。松本零士ブー
ムの終焉を象徴した作品である。こちらでは当時放送されなかった。
クオリティは高いが、非常に疑問の残る結末だったという。気にな
るなぁ。

●映画『NANA』
←関連ページ

　アニメで観ているので、ほとんど同じシーンが実写で見られるの
が面白かった。宮崎あおいはハチのイメージではないと思っていた
が、いざ観てみると、これぞ紛れもないハチ。演技力凄いなぁ。

●紅白雑感
　大幅に視聴率が下がった。BSの視聴率はカウントされていないが、
地上波デジタルはカウントされているのだろうか？　でも、音楽番
組なんて、軒並み１桁なんだから、まだまだ立派なもの。

関連ページ→Yahoo!ニュース『NHK「紅白」視聴率は39．8％』

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第623回●紅白歌合戦2006　　　　　　　　　　　2007. 1. 1(月)

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●NHK紅白歌合戦2006
　今年も、まずまずの出来だった。スタイルを微妙に変えながら、
同じ形式の番組を何十年も続けるのは、大変なことだ。マンネリで、
ファン層の違う歌手を並べるのも無理がある。だから、やめてしま
えという声もあるが、一旦やめたら、こんな規模の歌番組はもう二
度と実現しないだろう。演歌のみならず、音楽文化の衰退を加速す
る。

　知ってはいても、１曲まるごと聴いたことのない歌手が何組もい
たが、意外と良い曲が多く、まだまだ捨てたものではないと思った。
なんで売り上げナンバー１のKAT-TUNがまた出ないのかとか、裏事
情は色々あれど、細かいことは気にしない。
　ハプニングもあり、番組中でのおわびは、たぶん紅白史上初めて
だろう。

　ハロプロも結構たくさん出てきたし、これで年も越せた。思えば、
出演者の中には、他に女性アイドル歌手は1人もいなかった。AKB48
でも出すぐらいの冒険があってもよかったのにな。

●『きょうは一日みんなのうた三昧』
　キュリオムCBX-4022SDで無事録音を終えた。20ファイル406M
バイトで収まった。どこかに全曲目がアップされないだろうか？

●雑感
　体調悪化４日目。昼に酒を飲んだら、少なめにしたにも関わらず、
夕方までアルコールが残った。

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