★雑感（不定期更新）
古いものは、下へ下へ。
第608回●ニューデザインパラダイス 2006.12.15(金)
●シャープLC-32GS20、LC-32GS10
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ついに、フルハイビジョンの32インチ液晶テレビが出た。しかも、
HDCP対応のDVI-I端子付き！ 1920×1080ドットのPC画面を32イン
チで見たら、さぞかし壮観だろう。
だが、一つ気になる記述。「DVI-I(VGA/SVGA/XGA/SXGA)」。
SXGAとは1280×1024。1280×1024の入力を1920×1080に拡大したら
不鮮明になるし、上下はともかく左右が大幅にカットされてしまう
としたら、それも悲しい。
関連ページ→『ITmedia』32V型のフルハイビジョン、「AQUOS Gシリーズ」が狙うもの
●BSフジ『ニューデザインパラダイス』
面白い番組が始まった。デザインに関する番組はこれまでもあっ
たが、プロダクトデザインをメインテーマとしたものは、初めてで
はなかろうか。
第１回は、吊り革。人気商品ではなく、いきなり、個人が買った
り選んだりしないものを取り上げる渋さ。しかも、多少のバラエテ
ィはあれどアノニマスデザインと言っていい普遍性のあるものだ。
普通の丸型やおむすび型、手を離すと奥へ戻るタイプ等、どれも
おなじみだが、この形になるまでの歴史は知られていない。まして
や、今とは全く違う吊り革をデザインしようという企画。新鮮だ。
良いか悪いかはべつとして、使ってみたい珍デザインが出来上が
った。こうやって１つ案が出てくると、アイデアのコツがつかめ、
次々風変わりなデザインを思いつくから不思議である。
２週に１本の放送なのか、来週は再放送だ。
●雑感
地元西墓地の陥没から一年余り。ついに埋め立てが決まった。な
にせ深さ30ｍの大穴。4000立方ｍと試算される土砂は、足羽川の河
川改修工事で出たものを使う。一石二鳥。6000万円が3000円で済む
という。ありがたいことだ。
第607回●有馬加奈子in夜ヒット 2006.12.14(木)
●サムスン YP-K5AB
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ステレオスピーカー内蔵のポータブル・デジタル・オーディオ。
iPod等では外付けスピーカーが出ているが、あくまで据え置き型。
持ち運ぶにはかさばる。
私は、基本的にヘッドホンは使わない。だから、ポータブル・オ
ーディオは不便なものだ。スピーカーを使うと再生時間は大幅に縮
まるが、まあ６時間あれば十分だろう。
メモリ4GにFMチューナー。この値段、高いのか安いのかよくわか
ないが、大いに魅力的な設計思想とスペックには違いない。
●MSIコンピュータ MEGA PLAYER 536
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8G HDDにSDカードという重装備。FMチューナーにマイクも内蔵。
iPodやSONY、Panasonicに比べ、こういうメーカーの方が面白いも
のをつくっている。
デジタルオーディオの世界は、まだ数年は面白い展開が続くだろ
う。
●魔法使いサリー
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最初期のモノクロ版は残念ながら見ていない。1970年代に入って
からカラー番組が大勢を占め、1975年以降になるとモノクロ番組は
まず作られていないと思う。それでも、1980年前後までは時々モノ
クロ時代のドラマが再放送されることはあった。
ケンちゃんシリーズの初期とか（「○○屋ケンちゃん」形式のタ
イトルになった時にカラー化されたと思うが定かでない）、「氷点」
とか、「コンバット！」とか。
でも、アニメに関しては全く記憶にない。カラーを見慣れた子供
が、モノクロを見るのは抵抗があるという判断だろうか？ オバＱ、
やゲゲゲの鬼太郎の第２シリーズは、続編よりカラー化の意図が大
きいのかもしれない。
そうなると、長い間再放送が続けられて幅広い世代が共有した
「ルパン三世」（特に旧ルパン）に比べ、わずかに古いだけでもモ
ノクロというだけで埋もれ、リアルタイムで観た世代の記憶にしか
残っていない作品も多いのではなかろうか？
「魔法使いサリー」のモノクロもそうだろう。だけど、カラー版で
も物語の発端はあった。モノクロのリメイクだったのだろうか？
●『夜のヒットスタジオ』雑感
第121回 1981/09/14。
松田聖子『白いパラソル』。今さら解説不要の名曲。松田聖子の
凄さは、シングルよりアルバムに名曲が揃っていることだと言われ
るが、シングルの方も色あせない逸品ぞろい。
菅原進『琥珀色の日々』。誰だ？ こんな曲名聞いたこともない。
と思ったら、これはあのCMソングではないか！ サントリー・トリ
スの「雨と子犬編」。雨の中を子犬がひたすら歩いていく名作CM。
リアルタイムじゃなくても、テレビ史を扱う番組で繰り返し紹介さ
れているので、見た（聴いた）人は多いはず。菅原進って、ビリー
バンバンだったのね。私はギリギリでリアルタイムじゃない世代。
クリエーション『LONELY HEART』。ドラマ『プロハンター』の
主題歌として大ヒットした。調べてみたら、このドラマ、日テレの
火曜夜９時の１時間枠。1981/4/7〜1981/9/22の25回。なんと、こ
の次の週から、火曜サスペンス劇場が始まる。
余談だが、火サスって初期の頃は面白かった。特に印象に残って
いるのが、翌年の『可愛い悪魔』。これ、大林宣彦初監督のドラマ
なんだな。子供は天使という固定観念は現代でも根強いが、あの時
代、子供を悪役に据えたのは画期的だった。今観たらどうか分から
ないが、当時は衝撃的で本当に恐ろしかった。
真田広之『青春の嵐』。記憶ナシ。歌ってたんだっけ？
西田敏行『もしもピアノが弾けたなら』。歌の途中で思わずのけ
ぞった。未来と弥子が登場。『池中玄太80キロ』の次女と三女であ
る。よもやこんなところで、有馬加奈子を見られるとは思わなかっ
た。しかし、こんな夜中に子供が出てきていいのか？
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八神純子『恋のマジック・トリック』。ああ、なんとなく覚えて
る。千昌夫『望郷酒場』。これも、聴けば思い出す。山本譲二『み
ちのくひとり旅』。これぞ不滅の名曲。演歌の名曲って、80年代前
半にはもう出尽くしてしまう。
第122回 1981/11/02 。
高田みづえ『夢伝説<ペルシャン・ブルー>』。曲名は記憶無いけ
ど、サビははっきり覚えている。なかなか良い。
西城秀樹『センチメンタル・ガール』。なんとなく覚えている。
呆れるほど明るく楽しい曲ばかり。そしてパワフル。こんな歌手も
曲も、二度と出てこないんだろうな。
それにしても、あの鳩の大群は何だ？ 前も、鳥が出てきたこと
あったな。昔は、こんな無茶が出来たのか。２ちゃんねるで誰か書
いてたけど、これ見たら石川梨華を連想するよな。
海援隊『恋不思議』。記憶にあるような無いような……。
アリス メドレー（ジョニーの子守唄→冬の稲妻→今はもうだれ
も→涙の誓い→さらば青春の時）。ああ、これで解散だったんだな。
歴史的瞬間に、こうして立ち会うのは不思議な気分。
梓みちよ『いま、親友』 。記憶にないな。梓みちよって、そうい
やこの頃から歌番組で見なくなった。２ちゃんねるによれば、この
回が原因で出なくなったとも。
松田聖子『風立ちぬ』。大瀧詠一の名曲。松田聖子の中でトップ
３に入る好きな曲だけど、非常に歌いにくそう。何カ所か声がほと
んど出ていない。喉のせいではないだろう、どの番組でもそうだっ
た。
村田英雄『なみだ坂』。曲は記憶にないが、こんな大御所が何度
も出てたんだな。良い時代。
第606回●今週のクールなプラン４ 2006.12.13(水)
●microSDカードリーダー『DN-MSCR』
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未来的な製品だ。驚くべき小ささだけでなく、値段の安さにも感
心する。これが、PCのUSB端子にダイレクトに刺さる。小型のUSB
メモリとして使っても面白そうだ。アクセス速度が十分かどうかは
不明だが。
関連ページ→『ASCII24』エバーグリーン、500円玉より小さいmicroSDカードリーダー『DN-MSCR』を発売
●今週のクールなプラン４
分譲住宅では、１棟が美しい場合は他もだいたい美しい。１棟が
酷い場合は他もだいたい酷い。５棟、１０棟と並んでいても、設計
士は一人なのか、全棟に同じクセが現れていることがほとんどだ。
今回のクールなプランは、前者の好例だろう。どれも面白く、良
い出来だと思う。ここでは、２棟だけ取り上げる。
「I期-5号棟」キッチンの横に４畳程度のホールがある。主婦のワ
ークスペースといったところか。１段上がっているので、階段ホー
ルの変形ともとれる。この部分だけ吹き抜けになっており、通常の
リビング階段に比べるとワンクッションあって、プライバシーも確
保できる。１階と２階の空間のつなぎ方は、秀逸。
「I期-13号棟」洗面所の配置が微妙である。流行のドラム型洗濯機
など奥行きがあるので、うまく置けるかどうか。洗面台の奥行きも
気になる。だが、浴室前は窓が２方にある等、壮快感がある。実際
に見て確かめたいところだ。
ラウンジの設定も面白い。多目的に使えそうだ。階段や水回りの
配置は旧来のスタイルで無駄が無く、２階は３つの個室と、トイレ、
洗面台、ファミリースペースまで効率よく配置されている。ここと
ラウンジをつなぐ窓があってもいい。
今週のクールなプラン→『Laurel leafs Town 月桂の杜〜東鷲宮〜 I期-5号棟』
今週のクールなプラン→『Laurel leafs Town 月桂の杜〜東鷲宮〜 I期-13号棟』
関連ページ→『Laurel leafs Town 月桂の杜〜東鷲宮〜 I期・II期』
●東京イエローページ 第30回
ついに佐野量子登場。この衣装はありなのか？ これは反則だろ
う。現代なら絶対無理。
国実百合。いいなぁ。清水ゆきこの「お元気ですか？」のカバー。
20代の人は清水ゆきこが歌手だったことを知らないだろう。10代だ
と彼女自体を知らないだろう。20代も10代も、国実百合を知らない
だろうから、意味ないか。
田中美奈子は「トップスチュワーデス物語」の主題歌。ドラマに
は田中陽子も出演しているわけで、時期が同じなのは当たり前か。
山中すみかがまた出た。彼女ほど清純な（清純そうに見える）ア
イドルは、後にも先にもいないだろう。
●まさお君死去
ポチたまのまさお君が死んだ。BSデジタルで少し前の放送を見て
いた。こちらの地上波では秋頃から始まり、月に１回程度、不規則
に放送されている。よって、こちらではなじみが薄い。こうした動
物の死は、ときに人間の死よりも悲しい。
●モーニング娘。８期雑感２
べつに悪くはないけど、佐藤すみれが捨てがたかったな。戦略と
か歌謡力やダンスとか関係なく好みだけで選ぶなら、吉川（きっか
わ）友だな。今さら言うのはなんだけど……。
●雑感
ここ数日体調が悪い。これや書評は特に頭を使わないのでいいが、
作業はほとんど進められずにいる。もう一つ、別の作業もやること
になった。
第605回●CDランキングベスト100 2006.12.12(火)
●『美しい都市・醜い都市』
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ブログの方に書こうと思ったが、さすがに１日では読み切れず。
２、３日後には書く。
実のところ、首都高速の地下移築って、我々一般市民が反対しよ
うが賛成しようが全く関係ない。でも、この本を読むと問題の本質
が見えてくる。
美しい景観を創る会ってのも、怪しい。↓の『悪い景観 100景』
を見ると、感性の乏しさを感じさせる。というより、利権で動いて
いるからそれを害するような選定はできないのだろう。
やっぱり、この国は核ミサイルでもぶち込まれて、経済破綻で円
が紙屑になって、市民が暴徒化して、一度完全にゼロに戻らない限
り再生できないようである。我々はそうならないために改革の痛み
に耐えてきた筈なのだが……。
関連ページ→『美しい景観を創る会』
●Roland EDIROL UA-4FX
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この値段からすると、キュリオムCBX-4022SDでのMP3化よりも
良い音になるのだろうか？
●『HEY! HEY! HEY!』CD売り上げランキング100SP
いわゆるJ-POPは聴かない私でも、８割〜９割は知っているとい
うか耳にしたことのある曲だった。どの時代でも１〜２割はテレビ
に出ないミュージシャン等、熱狂的な一部のファンに支持されてい
るものが含まれるので、私が積極的に同時代の歌謡曲を聴いていた
70年代、80年代と、状況に大きな差はないようだ。ただし、今年の
ベスト100で歌える曲は１曲もない。
ハロプロは全滅。宇多田ヒカルもふるわない。宇多田は大ヒット
していた頃より、最近の曲の方がよほど美しいと思うのだが……。
その中で圧倒的な強さを誇るのがジャニーズ。TOKIOはまぐれとし
ても、みんなでこんなにヒットを飛ばすとは。SMAPもありがとう
のリリース時期が早ければ、２曲とも上位に入ったかもしれない。
ジャニーズの曲って、若手ベテラン問わず、一時代前のように分
かりやすい。ファン層の多くをオバサンたちが占めるからだろう。
男女問わず、かつてアイドルのファン層の中核とされた中高生など、
人口に占める割合は微々たるもの。
その点、ハロプロと非常に共通しているのだが、CDセールスでは
明暗を分けている。恐らく、オジサンはオバサンより柔軟性に欠け、
購買意欲も小さいあるいは間口が狭いからだろう。オバサンたちの
趣味には２、３年おきにいろんなブームが起きるのに、オジサンた
ちは今も10年前も20年前も、釣りとゴルフが１位、２位だもんな。
●モーニング娘。８期雑感
色々なところから、裏事情が聞こえてくる。べつにタレントがこ
ういうオーディションを受けていても、普通のこと。なぜ、完全な
素人を求めるのかが分からない。
また、もっと可愛い子がいたのに、と、画像を交えた不平不満を
２ちゃんねるで見かけた。ああ、なるほど。
どう見ても個性で選んだ５期、どう見ても顔で選んだ６期、どん
な基準で選べば当たるのか、結局のところよく分からない。
第604回●来年10周年 2006.12.11(月)
●『功名が辻』最終回
大河ドラマで、主演女優が老けなくなったのは、何年前からだろ
う？ 男優陣は白髪で深いしわのメイクなので、いかにもアンバラ
ンスである。
ともあれ、新しい信長像、秀吉像を創り出したことは大きな成果
だった。家康も従来のキャラクターを破壊するほどではないにせよ、
後半の腹黒さは面白かった。
秀吉の朝鮮出兵を、戦を続けなければ成立しない政治システムと
解釈したのは、きわめて現代的かつ新しい。
香川照之が演じた架空の人物・望月六平太の設定も効果的だった。
情報の伝達手段が限られていた時代。主人公たちは大局を知っては
いなかったろう。断片的な情報が下から上がってくるより、血の通
ったキャラクターから直接伝えられる方が、物語としてのリアリテ
ィがある（歴史小説としてリアリティがあるかどうかは別だが）。
終盤で暗躍し一人で泥を被った展開にはやや疑問が残ったものの、
魅力あるキャラクターであった。
●2006ドラマ総括１
おおむね今年のドラマも出そろい、今クールも最終回近くなった。
個人的ベスト３は、第１位『マイ☆ボス・マイ☆ヒーロー』。第２
位『アンフェア』、第３位『吾輩は主婦である』。次点『スイーツ
ドリーム』というところ。
さらに『相棒 第4、5シリーズ』、『結婚できない男』、『医龍』、
『功名が辻』、『のだめカンタービレ』の６本も挙げたい。
『アンフェア』は『共犯者』の流れを組む作品だとしても独創的だ
し、第１位と第３位の奇抜さは誰しも認めるところだろう。
ドラマの面白さでいけば、去年の方が佳作が多かった気がするが、
独創性と面白さが両立したドラマが３本（上位３位）も出たことは
今年の大きな収穫だった。
尚、こちらでは未放送の（または遅れて放送される）ドラマがあ
るのと、あっても観ていないものもある。『富豪刑事デラックス』
はようやく先日から始まったし、『みこん六姉妹』、『嫌われ松子
の一生』、『セーラー服と機関銃』等は放送されていない。
●Happy8期
モーニング娘。第８期メンバーが決定した。ズームインスーパー
では映像も流れた。このところ、オーディション３回でたった２名
の追加か。該当者ナシだけはやめてくれと思ったが、今回も１人だ
けとは寂しい。あれだけのコストを費やして、これでいいのだろう
か？
来年の10周年（！）に向けて一般の関心をつなぎ止めるための８
期募集だったとも思える。募集告知の画面で、９人並んだメンバー
の１人の顔だけが（？）になっていたことからも、１人だけの追加
というのは、予め決まっていたのかもしれない。
●ホームページ10年
『岡田斗司夫のプチクリ学園（15）ことね』。10年前につくったホ
ームページを、ほとんど変えずに続けているという。そんな人が他
にもいたのだな。私も来年の８月で10年、ホームページは開設当時
から一切手を加えていない。コーナー等を追加してはいるが、構造
は変えない。10年を機にリニューアルする予定だが、古くなった部
分を削除・更新するのみで、基本は変えない。新しい機能が必要に
なったら、ブログのように他のサービスを利用すればいいのだ。
今、気づいたが、うちのホームページと、モーニング娘。の歴史
は等しいのだな。
●ランチャ・ストラトス
←関連ページ
『蘇れ！サーキットの狼（11）ランチャ・ストラトス』。フロント
ガラスの異様な歪曲は、確かに航空機のようである。全幅は広めと
はいえ室内の幅がかなり狭いはず。ドアの厚みも常軌を逸している
と、当時は思った。
特異なデザインは機能美だが、現在の理屈ではこうしたフォルム
にたどり着くことはない。機能美というと、機能を追求して生まれ
たと思いがちだが、時代によって機能美も変わってくる。不思議だ
が、事実だ。
第603回●DELL 2006.12.10(日)
●粉雪のシュプール／一十三十一
←関連ページ
新譜が出たのでとりあえず貼っとく。
●住基ネット
「キャプテン・ハーロック」最終回を思い出した。
これ、コスト云々じゃなくて、システムの欠陥じゃないのか？
入力ミスの修正なんかで、常時一定数の書き換えや消去はある筈
だし、その場合の費用は今まで誰が負担してきたのだろう？
松本零士って何十年も先の未来を見通していたのかもしれないな。
関連ページ→『Yahoo!ニュース』住基ネット「個人離脱」、１人削除に最大３５００万
●DELL雑感
よく6万円台でノートとか、液晶ディスプレイつきデスクトップ
の広告が出ている。毎回、安いなぁと思うのだが、スペックをよく
見ると、安かろう悪かろうだな。と落胆する。
ノートなんて３〜４年前の仕様だし、17インチだ、19インチだと
いっても液晶ディスプレイはアナログ入力のみだし、他のメーカー
と比べて特に割安でもない。まあ、若干は安いけど。
7万円弱ノート、３年半前に買ったうちのVAIO GRTよりほとんど
の面で劣る。当時でも15万円程度で買えるスペックである。ミッド
レンジというところ。
製品寿命が３年とすれば、7万円のノートを３年使うか、15万円
のを６年使うかの比較ということもできる。HDDや液晶等、物理的
な寿命において優位なだけで、高いノートを長く使った方が得とい
う結論になる。
80〜90年代には不可能だった商法だ。３年前のスペックで相場の
半額といったって、以前なら使い物にならなかった。今、それが可
能だということは、いかにPCの進化が停滞しているかの証明である。
今年後半から、CPUのパワーは上がり始めたものの、対応アプリ
が限られていることとWindows Vistaによる速度低下のため、劇的
な変化は望めない。
特にVistaの体感速度の問題は大きい。実際、動画のエンコとか、
パワーを使う処理なんて、普通のユーザーはあんまりやらないから、
OSの基本操作が重くなるのは、PCそのものが遅くなるに等しい。
●雑感
大がかりなプランを後に回し、別の作業を始める。恐らく、今年
を締めくくるものになるだろう。
株主優待で大吟醸をもらう。持ち株が非常に少ないだけに、余計
に得をした感じがある。
第602回●今週のクールなプラン番外編 2006.12. 9(土)
●ちょんまーじゅ
←関連ページ
時代劇からのインスト集。
時代劇の主題歌には名曲が多いが、それ以上にBGMに印象的なも
のが多い。特に、勧善懲悪ものなら、ラストのチャンバラシーン。
このCDには入っていないけど『大江戸捜査網』は最高に格好良かっ
た。『暴れん坊将軍』のM-3って、１曲だけってことはあのシーン
なのかな。あれも長いシリーズだったから、初期の頃しか使われな
かった曲も結構あるんだよな。
『髪結い伊三次』のBrazilは、名アレンジ。時代劇にぴったりはま
る。『大奥』の蝶のワルツは、メインテーマと同じくらい存在感の
あるあの曲だろう。
『江戸を斬る2』のねがいは、西郷輝彦が歌う主題歌版が名曲だけ
に、これのインストってあまり記憶にない。『江戸を斬る』って、
いわば遠山の金さんなんだけど、『遠山の金さん』シリーズのよう
な大仰さがなくて良かった。なぜ、主人公の名前の無い『江戸を斬
る』というタイトルかといえば、パート１の主人公が違ったのであ
る。
ずいぶん幅広い時代に渡っているが、ほとんど曲を思い出せない。
半分以上は観ているはずだが、最近のものほど記憶にない。１シリ
ーズのみの作品では、それもやむを得ないか。
●評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻 下巻
←関連ページ
なんじゃこりゃ。読んでいないので何ともいえないが、企画自体、
なんじゃこりゃと思える。
●Satera LBP5000
←関連ページ
A4カラーレーザーも安くなったものだ。16kgなら、一般住宅でも
普通に設置できる。しかし、写真画質に関してはインクジェットに
大きく水をあけられてしまった。ただ、カラー図版の大量印刷なら、
絶対こっちが有利。用途が限られるわりに、よくここまでコストダ
ウンされたものだ。
●道重さゆみ写真集
ついに来た。ソロ写真集はもう出ないのか、意外と人気が無いの
か、と色々考えていたが、まあ良かった。来年は、菅谷に代わって
センターに戻った嗣永桃子が来るだろう。
関連ページ→モーニング娘。道重さゆみソロ写真集（タイトル未定）
関連ページ→『ワニブックス』【先行予約】 道重さゆみ最新写真集 (仮)
●今週のクールなプラン・番外編
集合住宅の中から、クールなプランを選んでみた。
▲最初の物件。選考理由は「いさぎよさ」である。総合的に判断す
れば、むしろバッドなプランだと思う。これほどのワイドスパンに
も関わらず、２つの個室は廊下側で格子入りの窓というありさまだ。
一言でいえば金持ちのセンス。セカンドハウスの感覚なのだろう。
玄関まで通じるフリースペースの贅沢さ。リビングも実質的に陽の
入る奥行き。
今週のクールなプラン→『ヴェルデマーレ ブルーテラス第1期 150A-oタイプ』
関連ページ→『ヴェルデマーレ ブルーテラス第1期』
▲個室１つ以外は外へ通じる窓がある。キッチン、浴室、洗面所、
玄関ホール。これは戸建て住宅と変わらないレベル。
今週のクールなプラン→『アクア・レジデンス B-4タイプ』
関連ページ→『アクア・レジデンス』
▲廊下側に多数の窓がある不思議なプラン。このマンションの他の
プランはすべて普通。謎は深まる。
今週のクールなプラン→『リステージ野比海岸オーシャンクルーズ Oタイプ』
関連ページ→『リステージ野比海岸オーシャンクルーズ』
▲一見してクール。廊下から玄関までの吹き抜け、キッチン横のア
トリエにあるらせん階段でルーフバルコニーへ出るというのは、見
事な壮快感。
今週のクールなプラン→『ドレッセ美しの森セントヴェール第1期 C-Irタイプ』
関連ページ→『ドレッセ美しの森セントヴェール第1期』
第601回●新しいAV機器の波 2006.12. 8(金)
●DVD PLAYER HDMI
←関連ページ
これは、キュリオムCBX-4022SDのコンセプトに通じる製品だ。
DivX系コーデックをサポートしたDVDプレイヤーは、これまでもあ
った。しかし、これにはSDカードスロットとUSBがついている。
SDカードやUSBメモリで4G以上のものがサポートされているのか
どうか定かでないが、2GでもDVDの約半分。DivXなら、2時間ドラ
マ3本分ぐらい入るだろう。MP3を入れれば音楽が再生され、JPGを
入れれば静止画がテレビ画面に表示される。
もちろん、これに加えDVD、CDも再生出来る。DVD-RにMP3ファイ
ルを詰め込んで焼くのは、誰しも考えること。そんな変則的なメ
ディアでも再生される。
実に自由な世界である。PCで録画したテレビ番組を、USBメモリ
に入れて持ち運ぶ。好きな音楽や画像も一緒に入れて。が、デジタ
ル放送のコピーワンスの壁は、こんなところにも立ちはだかる。
大手メーカーが自社AV製品を組み合わせた近未来のテレビ環境な
んて、結局は制約でがんじがらめの不自由なものじゃないか。
●Windows Vista＆2007 Office system 予約キャンペーン
アップグレード版の定義がはっきりしない。プレインストールモ
デルにアップグレード版をする場合は、まあいい。
が、現実問題として、旧OfficeプレインストールPCに2007 Office
アップグレード版をインストールした後、PCを買い換えたら、新し
いPCにアップグレード版をインストール出来るのだろうか？
結構起こりうる例だと思うが、よく分からない。うちもVAIOノー
トのOffice XPを2007にアップグレードする必要性は感じないものの、
PC買い換え後にそのアップグレード2007がインストール出来るのな
ら、決して高い買い物ではないと思うのだ。
Officeは普段全く使わないが、仕事上持っていないと困ることが
ある。
関連ページ→Windows Vista 予約キャンペーン
関連ページ→2007 Office system 予約キャンペーン
●雑感
頭痛と風邪の症状。参った。
年末年始の特番へ向け、VALUESTARのHDDを整理する。
家族用の年賀状を印刷する。
第600回●ビジュアルブック 2006.12. 7(木)
●竹製光学マウス、竹製キーボード
←関連ページ
えらく安いのが出ていた。マウスはまさに全体が竹で、キーボー
ドは枠だけが竹とはいえ思い切った値段。
●『14才の母〜愛するために 生まれてきた〜』ザ・ビジュアルブック
←関連ページ
アイドル主演の映画やドラマでは、最近よく見かけるようになっ
た。メイキングといっても、たいがいが写真集に近い雰囲気を持つ。
写真集やグラビア雑誌の苦戦が強いられる中、映画やドラマという
枠でアイドルものの商品展開が必要になったのだろう。
長澤まさみの『セーラー服と機関銃』はこちらでは未放送なので
確かなことは言えないが、いわゆるアイドルが何人も出てくるドラ
マではないだろう。なのに、こういう本が出る。
『14才の母』は、志田未来の他に小池里奈、北乃きい、谷村美月ら
が出るものの、こういう本が出るジャンルのドラマだとは思わなか
った。
これは、最近の流れだと言ったが、かなり前にも似たような趣向
の本は出ていた。1998年の『P.A.（プライベート・アクトレス）』
（榎本加奈子主演）の、ALL COLOR GUIDEBOOKは、当時としては
異色の企画であった。奇しくも、発売元は今回の「14才の母〜」と
同じ日本テレビ放送網である。
●時間は夢を裏切らない
FNS歌謡祭2006。やってくれたな、マッキー。松本零士への挑発
ともとれるケミストリとの共演。どこかで聞いたフレーズを無意識
に使ってしまったのか、あるいは全くの偶然だろう。しかし、偶然
であっても偶然という言い訳が通用しない世界である。
実況板は見ていなかったが、昔の映像で松田聖子とともに倉田ま
り子が出てきたら、「となりの子の方が可愛い」との書き込みがあ
ったとか。彼女を知らない世代だろう。ファンとしては報われた思
いである。
●雑感
「カーグラフィックTV」に、メルセデスベンツC111が出てきた。ま
さに幻のスーパーカー。映像では初めて見るかもしれない。
のだめブームで、ベートーヴェンの交響曲第７番が脚光を浴びて
いるという。その観点からいけば、のだめほど実写映像化に適した
漫画は無い。漫画じゃ音は聞こえないもんなぁ。
選曲も渋い（BGMも含め）。決してマニアックな珍曲ではなく、
どれもCDショップで手に入る通俗名曲だが、これまで一般には知ら
れなかった曲ばかり。ブラームスの交響曲第１番なんか、ドラマ中
ではえらくいい感じになっていた。思わず、古いCDを探して数年ぶ
りに全曲聴いた。
第599回●キュリオム・ブーム 2006.12. 6(水)
●キュリオムCBX-4022SD＆COM-1645SD
←Qriom キュリオム
SDラジオカセットプレーヤー CBX-4022SD
←Qriom キュリオム
SDミニコンポーネントステレオ COM-1645SD
当方のブログで、CBX-4022SDについて書いたページがえらくヒッ
トしている。アクセス解析によれば、ここ１ヶ月で２位と約２倍の
差をつけて１位となっている。問い合わせのコメントまで付き、キ
ュリオム、というよりカセットテープのMP3化への関心が高いこと
がうかがわれる。
その他、アクセス上位のほとんどが本と関係ないページというの
も複雑な気分である。
ともあれ、わが家のCBX-4022SDでの作業は終わったため、新しい
話題は提供できない。
カセットテープを使わない人なら、COM-1645SDがおすすめであ
る。いずれにせよ、同じことは何度も書かないので、過去の使用記
を参考にしていただきたい。ライバル機についても書いてある。
詳しくは、『雑感 バックナンバー』の2006年6月分〜10月下
旬分から、「CBX-4022SD」を検索してください。
●KONICA MINOLTA PagePro 1350W
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A4モノクロレーザーの存在価値を見いだすことは、もうほとんど
無い。キヤノン、HP、Lexmark等の顔料ブラックインクは、普通紙
でも滲まず、奇麗な印字が必要なら1200dpi、レーザープリンタ並の
速度が必要なら600dpi程度で打てばいい。
私が、OKIのMICROLINE 8Wなんぞを買った時代とは、インクジェ
ットの質がまるで違っているのだ。だけど、ランニングコストだけ
は圧倒的にレーザーが有利。この機種はどうか分からないが、ハイ
エンドでは高価なトナーが、ローエンドモデルでは安価なことが多
い。うちのなんか、3000〜3500円ぐらいでA4、1500枚印刷出来る。
使っている実感として、これ、決して誇大広告ではない。
で、なんで、PagePro 1350Wかというと、解像度が1200×1200dpi
なのだ。うちは600×600dpiだし、ローエンドモデルは1200×600dpi
か2400×600dpiばかり。この価格帯で1200×1200dpiとは大いに気に
なる存在だ。が、あくまでスペック上の話。印字サンプルを見てみ
ないことには、どの程度の品質かは判断しかねる。
●今週のクールなプラン３
先週は休載した。今週も某サイトの新着のお知らせから適当なも
のが見つからなかった。最近、物件（特に一戸建て）が減ってきた
せいだろう。今回は、他の地域から探してきた。
駐車スペースを持つ３階建ての宿命だが、耐震強度が心配なプラ
ンである。車２台には苦しいスペースだが、１台で使うには贅沢。
玄関ポーチは薄暗そうだが、その程度のマイナスは甘受しよう。
広めの玄関＆玄関ホールは、半分らせん階段に占領されているよ
うに見えるが、実際は階段下など広々しているはず。
２階ＬＤＫの中にトイレがあるが、階段ホールを兼ねた空間だと
思えばそう気にならない。奥の和室もいい感じ。
私なら、ＬＤＫと１畳大のホールの間にドアを付け、階段を囲む
Ｌ字形の壁をガラス張りにしたい。
家具配置図では、１階が主寝室で３階が子供部屋のようだが、逆
の方がいい気がする。３階のトイレは洗面所の奥へ移して個室化し
ても良かったが、まあ、これも悪くない。広い浴室の窓がバルコニ
ーに通じているのもいい。
今週のクールなプラン３→『スーペリア守口北エアリーコート ２号地』
関連ページ→『スーペリア守口北エアリーコート』
●雑感
中国で、香取慎吾版孫悟空の映画化に大ブーイング。日本人でさ
え大違和感だからな。
昨日のNHKミュージックプラザで、バルトークの「ルーマニア民
俗舞曲」を聴く。劇的改造ビフォー・アフターを思い出す。似すぎ。
『気まぐれ本格派』第35話に北村総一郎！ あの独特のしゃべり方、
当時から全く変わっていなかったのだな。
第598回●わが愛しのキャンディーズ 2006.12. 5(火)
●FULLMETAL KB+TB （DSI製産業用フルメタルキーボード）
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趣味的な製品なのか、それとも、何らかの特殊用途を想定してい
るのか？ 平らでストロークの浅そうなキーは、高い操作性とは思
えないが、興味は惹かれる。
●グランドピアニスト
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いかにも大人向け玩具といった趣向である。われわれ30〜40代の
世代にとって、ピアノは上流社会の象徴であった。1970年代、奥行
きの浅いアップライトピアノが普及した時代であっても、住宅事情
から（騒音対策も含め）設置はそう簡単ではなかった。だからこそ、
ピアノ、それもグランドピアノを家に置きたいと思ったのだろう。
現代（といってもここ20年近く）のように、コンパクトでヘッド
ホンがあれば騒音の心配もない、電子キーボードは無かったのであ
る。
玩具市場が冷え込み、大人向けにシフトしているのは、少子化の
影響だけなのだろうか？
●NHK プレミアム10「わが愛しのキャンディーズ」
この間、民放であった特番とほとんど同じだった（録画してまだ
半分しか観ていないが）。衝撃の解散宣言の映像だけ、初めて見た。
なるほどTBSが持っていたから、TBSの無いこちらでは見る機会が無
かったのだろう。
何度観ても同じ感想だが、どの曲もメロディが美しい。J-POPの
登場前夜、「曲がメロディ主体からサウンド主体になってきた」等
と言われたが、その時は単にサウンドが派手になったという程度の
意味だと思った。
20世紀の末頃になって、ようやくその意味が分かった気がする。
著作権の問題からメロディが尽きてきたからか、メロディが求めら
れなくなってきたからか、数年前から（新曲で）良いと感じる曲が
年に数曲しかなくなった。
1970〜80年代前半のアイドル全盛期を体験した我々30〜40代が社
会の主導権を握っている現代。新たなアイドルは誕生し続けるだろ
う。しかし、10〜20年後になると、アイドルを仕掛けようという戦
略は完全に失われる可能性が高い。
70年代アイドルの集大成というキャンディーズを原体験として持
ち、中高校生時代に松田聖子、花の82年組、おニャン子クラブを見
てきた40歳前後の我々が、どの世代よりもアイドルに強い思い入れ
があるのは、至極当然であろう。
10年後、20年後にアイドルがいるかどうかは、高橋由美子で一旦
途絶えたアイドルが復活した、広末涼子〜モーニング娘。3〜4期＆
初期の松浦亜弥あたりまでの時期に、小中学生だった世代が、それ
をどう捉えたかによる。
その子供たちが熱狂したのであれば、またアイドルは復活する。
もしも、広末以降のアイドルブームが、作り手たる大人たちの郷愁
に過ぎなかったのなら、未来は暗い。
２、３年前の日テレのベストアーティストで、モーニング娘。の
得票数のグラフでは、記憶は定かでないが、10歳未満と20か30代以
降の子供と大人に二分されており、本来のアイドル市場たる10代で
はかなり弱かったように思う。
それが答えだ。
●雑感
「ALWAYS 三丁目の夕日」で思ったけど、アドバルーンって最近
見ないよな。Berryz工房の歌には出てくるけど、まだどこかで使わ
れているのだろうか？
Yahoo!BBの勧誘電話がある。何かの名簿からではない絨毯爆撃と
思われる。以前は、街頭勧誘で問題になったようだが、いよいよ危
ないのだろうか？ 悪い噂を流す意図はないが、ここ何ヶ月かの勧
誘活動は異常と思える。
第597回●楳図かずお『14歳』 2006.12. 4(月)
●ボトムズ雑感
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ガンダム以降のリアルロボット・アニメで最も成功した作品だろ
う。１本のテレビシリーズのみでここまで支持され、ずいぶん間を
あけてOVAが制作される等の展開もあった。玩具も含め、それら派
生した作品について、批判も少ない。
●楳図かずお『14歳』
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文庫第１巻を読んだ。彼の最近の長編である。最近といっても、
十数年前。物語の序盤に過ぎないが、これはすさまじい。映像化は
きわめて困難だろう。忠実に再現しようとするほど、安っぽいＢ級
ホラーに近づく。絵と映像、似ているようで全く違う。
●きっこの日記２
早くも続編登場。あのペースで書けば、納得も出来る。
関連ページ→【予約】 きっこの日記 2
●新書ブーム雑感
来年中にも終焉を迎えそうだ。多くの出版社が新たな新書シリー
ズを展開したことで、新書の優位性が損なわれるという。
いったい、いつから本の鮮度は食品並になったのか？ 昨今、書
店店頭に本が並んでいる期間は平均１週間と言われる。これが、新
書だと次の月の新刊が入るまで、１ヶ月は並んでいる。だから、普
通の本の４倍売れて当たり前なのだ。新書激増でその優位性が無く
なれば、１週間で返本されていくはめになる。
また、タイトルだけが面白そうで内容が無い新書が多く、それも
ブームを終わらせる要因になるという。そんなの、前から分かって
いたことではないか。これまでのヒット作だって、どれもオピニオ
ン誌や専門誌の記事を再編集した程度のものだった。
第596回●『日本沈没』最終回 2006.12. 3(日)
●バンダイ・メガブロック
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かつて、レゴに酷似した任天堂ブロックが、発売中止になった。
このメガブロックも、ブロック形状がラインナップも含めて酷似し
ている。
●マリモ ポレスターブロードシティ二の宮
マンション大手が、地方へ続々進出している。マリモも、その一
つだろう。福井へはこれが初の物件らしい。
地元の人なら知っている、郊外型ショッピングセンターの先駆け
であるショッピングタウン・ピア跡地に、このマンションは建つ。
全戸100平米超というのは、広い家が当たり前の地元風土に合わせ
たのか。
だが、肝心のプランに魅力が乏しい。両端のA、Dタイプのみが
３方窓プランだ。
南北２方窓＋１ではない。南北２方窓プランは、北面が解放廊下
であり、格子入りの小さな窓しかないのである。
これが３方窓だと、北面２部屋のうち奥の部屋は廊下から視界に
入らない外に窓とベランダがある。もう１部屋だって、前は公共の
廊下ではなくプライベートポーチだ。これは、大きな違いである。
値段が高かろうが、なんだろうが、私は絶対に３方窓プランを選ぶ。
べつの業者によるマンションは、さらにまずい。窓のない部屋が
あるのだ。通常、リビング内の和室などで光を入れるものだが、中
央部の部屋が窓と垂直方向に引き戸があってほとんど光が入らない。
私は設計は出来ないが、もっとまともな間取り図ぐらいなら描け
る。丸ごと書き換えてやりたい心境だ。自分が買う（住む）わけじ
ゃないからいいけど、買う人のことを考えたら、ああいう仕事はい
けない。
関連ページ→『マリモ ポレスターブロードシティ二の宮』
●CS『日本沈没』最終回
本放送、20年ほど前の再放送、そして今回のCS TBSチャンネルで
の再放送と、３回観た。だが、こんなラストだったとは忘れていた。
べつに、主役が助かっても助からなくても、どっちでもいいではな
いか。恐らくは、映画と違う結末にするための工夫だろう。だから、
２人とも助かったのだと解釈したい。しかし、死んだのだとしても、
決して安易だとは思わない。
このテレビドラマ版を支持する私でも、後半の展開はほとんど覚
えていなかった。金閣寺、清水寺、鎌倉の大仏等が壊れていく特撮
映像ばかりが、印象に残っていた。最終回では、東京タワーからの
最後の放送が感慨深い。テーマ性やドラマ性も見事なものだが、ど
うこう言っても映像の力は強いのだ。
改めて、この作品はリメイク困難だと感じた。映画なら時間が短
いからいいが、２クールもののドラマで映像のパワーに頼るのは、
もう無理だ。CGで何でも出来てしまうから、単に凄い映像では驚き
もしないし記憶にも残らない。
と、余韻に浸るまもなく、（番組表で）となりのチャンネルで、
ハロプロのスポーツフェスティバル2006をやっているのを発見。と
りあえず録画しとこう。
●雑感
冬になるとテレビの受信状態が悪くなる。特にVAIOノートはひど
いノイズに襲われる。アンテナケーブルが極細なためだと思う。痛
い仕様だ。アンテナ入力端子からアンテナまでの１ｍほどの部分だ
が、これ用の通常の太いケーブルが出れば2000〜3000円なら買う。
第595回●ALWAYS 三丁目の夕日 2006.12. 2(土)
●BUFFALO HD-HC500U2
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いよいよ、500GクラスのHDDの割高感が無くなってきた。事実上、
22800円。250Gを2台買うのと同レベルである。
HDDの寿命は、短めには3年。回しっぱなしなら10年とも言われる。
いずれにせよ、半永久的なメディアでは無い。バックアップ兼重要
ファイルの長期保存用の外付けHDDは、定期的に買い換えていかな
ければならない。
私は、60G、120G、300Gと３台買い足してきた。いずれ、どれか
がダメになるだろう。順番とは限らない。容量、倍、倍と考えてい
るので、次に買うのは500G〜である。ただ、前倒しにどんどん買っ
ていくのは寿命の観点から賢明とは言えない。難しいところだ。
●太陽誘電 DVD-R47WPYSBA
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DVD-Rの世界には、太陽誘電信仰がある。国内メーカーがDVD-R
の生産拠点を次々台湾へと移している中、国産メディアは貴重な存
在となった。話によれば、台湾性メディアの品質が悪いのは、スタ
ンパの寿命がきても使い続けているせいで、日本メーカーがそのへ
んの管理をすれば、品質低下は避けられるという。現に、三菱の台
湾DVD-Rで、エラーはまだ一度も経験していない。
だが、太陽誘電。メディアを認識するまでの時間がずいぶん早い。
まだ10枚ぐらいしか焼いていないが、エラーも無い。
書き込み8倍速ドライブで16倍速用メディアを使ったら、2倍速でし
か書き込めなかったとの報告もあり、相性の問題はあるようだ。う
ちも8倍速ドライブなので、間違って16倍速用を買わないように気
をつけよう。
●3Dレーザーマウス：M-3D1URBK
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3Dマウスって、どうなんだろう？ 操作性によっては、3Dソフト
だけじゃなく、Windowsの操作にも使えるか？ VistaのB級SF調立
体ウィンドウの操作とか。表示はバカバカしくても、操作性が高け
れば評価は覆るはず。
●『ALWAYS 三丁目の夕日』
すごく良いんだけど、なんとなく作られた感動という気がする。
『グリーン・マイル』を観た時みたいに、妙な違和感が残った。昭
和30年代を忠実に再現したとは思うが、箱庭感は拭えない。車窓の
風景、駅とＳＬ、大通りと路面電車等、よくやったと思える一方、
主な舞台となる２軒の家周辺が、いかにもセットという狭苦しさ。
これがドラマだったら、このぐらいのおもちゃっぽさは受け入れ
られるし、勢い、町中でのロケで現代の物が映り込んでしまっても
微笑ましいところ。ほぼ同時代の『菊次郎とさき』なんか、ロケも
広々したところでやっていて、もっと開放感があった（家のあたり
はセット丸だしだったけど）。
劇場公開からずいぶん早く放送されたと思ったら、続編の宣伝か。
でも、宣伝なら、公開直前の放送の方が効果的だったかも。
●雑感
昨日深夜の停電で、VALUESTARのシステムが破壊される。録画も
一部パーになった。まだ何ヶ所かに不具合が残っているようだ。
久しぶりにブログ更新。アクセス数が減っても順位が下がらなか
ったり、その逆だったりと、面白い。アクセス解析を見ると、意外
な時間帯のアクセスが多かったり、突然、ずいぶん前の項目が多く
ヒットしたりして、面白い。しばらく前、何日にも渡って『気まぐ
れ本格派』が上位に来ていたりした。不思議だ。
個人的年賀状のデザイン、ほぼ終了。去年、一昨年と同じ。これ、
しばらくシリーズ化しようか。
次世代ゲーム機。情報番組で楽しむ。PS2の時も驚いたが、PS3は
やっぱりすごい。でも、こんなことやってたら、ソフトの開発費が
際限なく膨れ上がってしまう。数年前から問題視されているのに、
大丈夫なのかな。携帯電話とゲーム機には縁のない生活が続く。
第594回●架空の言語、架空の文字 2006.12. 1(金)
●ダブルカセット
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数年前までは、ダブルカセットにCD・MDまでついたミニコンポ
があったが、最近は見かけない。カセットはあっても１台のみ。そ
れでも、昔ながらのダブルラジカセ、CDダブルラジカセは今でもか
なりの種類が出回っている。カラオケの練習等、カセットを再生し
ながら別のカセットに録音する、特殊用途向けという位置づけであ
る。
現在、これだけ低価格化してくると、シングルカセットもダブル
カセットも値段は大差無い。コンパクト設計で、ダブルカセットと
はいえ大きさや重さも昔のシングル並である。
メカ的にも値段的にも、使い捨ての製品だから、耐久性を高める
ためにダブルカセットを選んだ方がいい。
同じことは、MDにも言える。MDドライブの弱さはカセットデッ
キ以上だから、MD主体の人は編集しなくてもダブルがよろしい。
●紅白歌合戦2006、目玉無し
去年に比べて目玉となる出演者も無く、審査員に期待するしかな
い。という批判が出ている。公の場でこういう無責任な発言をする
人たちが、紅白をダメにしているのである。
普段、テレビに出ない人が出てきたり、他の音楽番組では出来な
かった企画があったりすれば、そりゃ結構。だけど、珍しい人が出
てきたからって、面白いのかい？
例えば、竹内まりやと山下達郎が揃って出てくるとしたら楽しみ
だけど、それだって一部のファンの盛り上がりに過ぎない。
記憶が定かでないが、私は1970年代後半から紅白の前半を、79年
以降は毎年欠かさず紅白を最初から最後まで観ている。だけど、目
玉目玉と言い始めたのは、視聴率が落ちてきた90年代、とりわけそ
の後半以降ではないか。
だから、目玉を求めることは、紅白をつまらなくしたいのと同義
といえる。審査員のサプライズって、小泉前首相でも連れて来いっ
てか？ まったく、どうかしている。
それより、今年はオリコン１位をとったものの、モーニング娘。
が首の皮一枚という感じで出てくるし（他の年末歌番組は軒並み出
ない。FNS歌謡祭2006もかろうじてGAMだけだ）、SMAP、TOKIOも今
年ヒットは出たけど、ヒット無くても結構出てる。演歌に限らず、
決まったメンバーが毎年出てくるってスタイルも紅白の独自性とし
て成立してるんじゃないかな。
関連ページ→『Yahoo!ニュース』ＮＨＫ紅白“目玉”は審査員？
●架空の言語、架空の文字
架空の人名、地名を考えるとき、ただ既存の文字・言葉を組み合
わせる場合と、でたらめな言葉を使う場合がある。後者は異世界の
雰囲気を醸し出す。
架空の世界では、通常、架空の言語が使われている。『スターウ
ォーズ』なら地球外の言語を便宜上英語で見せていると解釈できる
が、『猿の惑星』では猿が英語を話したり書いたりしている時点で
物語は破綻している。
だから、架空の言語は使いたい。単語だけでなく、文法を考える
のは面白い。人称や、ＳＶＯ等の文型等々。そして、文字。
文字を考えたら、それをどんな書体にするか。で、FontoGrapher
で作字していく。だけど、この時点で１字ずつ独立した文字に制限
されてしまう。文字数の問題もあるし、使い勝手を考えて英字52字
以内にする。が、組んでみて愕然。勝手にジャスティフィケーショ
ンがかかって、組版はめちゃくちゃ。
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