雑感047

★雑感（不定期更新）
　古いものは、下へ下へ。

第521回●今日は新曲で　　　　　　　　　　　　2006. 8.31(木) ●VictorHDDムービーEverio GZ-MC200 ←関連ページ　つくづく安くなったものだ……。 ●夜のヒットスタジオ第107、108回　ついに松田聖子登場。これで田原俊彦が出てくれば、いよいよ 1980年代の幕開けである。だけど、２ちゃんねるでは、ジャニーズは権利関係で放送出来ないのではないかと言われている。アイドル全盛期の80年代前半はどうなるのか　久保田早紀の新曲。なかなか良いんだけど、この人の曲って、全部こんな感じ。１曲だけなら強烈な個性でも……。　松田優作も登場。そういや、この曲聴いたことある。　明けて第108回。井上順が開口一番、「今日はほとんどの人が新曲……」。新曲って、死語だな。今でも、言葉としては使われるけど、歌番組で「今日は新曲」なんて言い回しは、もう何年も聞いていないように思う。同じ番組で同じ曲を何度も歌う。その番組では初めてでも、色々な場所で何度も歌ってきているのが当たり前。 ●Windows VistaとPC 2006秋冬モデル雑感　テレビと同じように、PCの世界もユーザーは醒めているんじゃなかろうか？　マスコミに煽られて、高額の買い換えを行うほど、テレビやPCはステイタスではなくなった。　未だにWindows 98やMeを使っている人がかなりいることを思えば、Vistaが過半数を超えるのに３～４年かかるかもしれない。　Vistaに必要なハードの条件が厳しいことと、現状の（２～３年前から現行モデルまで）XPマシンが非力かどうかを、混同してはいけない。フリップ3Dのようなこけおどしに乗って、PCを買い換えたり増強したりするのは愚かなことだ。　Vistaから搭載される文字セットの字体変更の問題にしても、半永久的とは言わないまでも、10年以上、ひょっとすると20年以上混乱し続けるだろう。まあ、50年後、100年後のことを考えれば、決して間違った判断とは思わないが。　VAIOのデジタル放送が、フル画面表示からウィンドウに変更され、放送を見ながら他の作業も出来るようになった。ありがたいことだが、今までそんなことすら出来ないのに、デジタル対応の録画PCを謳っていたことに憤りを感じる。関連ページ→　デジタルARENA『6年間の空白を埋めるWindows Vistaはヘビーで当然だ！（PC進化論）』関連ページ→　デジタルARENA『ソニー、Core 2 Duo搭載の「VAIO type S」など秋冬モデルを発表』関連ページ→　デジタルARENA『定番のA4ノート「LaVie L」がワイド液晶に！ NECのパソコン秋冬モデル』 ●雑感　はねるのトびら。気がつけば、コント１本も無し。回転寿司もほぼ100円ショップも、オシャレ魔女アブも確かに面白いけど、コントが全く無くなるのは危険な兆候だ。どうでもいいけど、ほぼ100円ショップの伊藤ちゃんが時東ぁみに見える。　BSデジタルで「Oha!4」を見ていたら、松井秀喜の映像がカットされていた。なるほど、地上波のみの契約というわけか。こちらでは、地上波で「Oha!4」を見ることはできない。これや「王様のブランチ」のように、全国ネットしてない、あるいは関東ローカルの番組をBSデジタルで放送してくれると、ありがたい。　グータン。この番組、ヘキサゴンやダウンタウンDXぐらい何度も内容が変わってる。昨日は黒川智花が出た。なんとも期待させる発言。とはいえ、100％ぬか喜び。　気まぐれ本格派第21話。友里千賀子がNHKから声がかかったとの話。ドラマ本編中に一言入れる遊び心が嬉しい。　２日ぶん、得をした。今朝起きて、テレビを見たら、いつの間にかめざましどようびが、こちらでも７時前から放送されるようになっていた。そう、今日は土曜日だと思い込んでいたのだ。起きてから３分ぐらい錯覚したままだったとは、滅多にないことだ。　楽天証券。墓穴を掘った。ウィキペディアから削除したって、隠せるものではないのに。ニュースで大きく取り上げられては、元も子もなし。第520回●各社PC2006秋冬モデル登場　　　　　　2006. 8.30(水) ●キュリオムEA-15S、NA-128、XION AXN 205、各2980円　　　　CBX-4022SDとともに登場したMP3プレーヤーEA-15Sが、いつの間にか3980円→2980円に値下がりしていた。SDカードが余っているなら、ずいぶんとお買い得だ。XION AXN 205も同様の製品。 NA-128はメモリ128M内蔵と、いささか容量は小さいものの、これで同じく2980円。これじゃ、MDも廃れるわけだ。　これら怪しいメーカーの品々と比べると、iPod shuffleはいかにも高い。 ●各社、PC 2006秋冬モデル登場＆個人的買い換え計画　地デジ対応が拡大したというぐらいで、特に目新しさは無い。 Windows Vistaが出るまでは、地味な展開が続くのだろう。それにしたって、私の2004年秋冬モデル（？）のVALUESTARと比べてハイスペックでも安くもない新型がたくさん出てくるのをみると、虚しい。地上・BS・CSデジタル＋アナログのダブルチューナー、クロックだって3.2G、メモリも1G。最新モデルに見劣りする点はほとんど無い。2003年春に買ったVAIOノートは、さすがに一世代前という感じになったが、買い換えてもメリットはあんまり無い。　気になるのはデジタル放送の扱い。どうこう言っても、ある程度編集可能なHDD＆DVDレコーダーに比べると、使い勝手が悪い。アナログと比べたら、使いものにならない。というレベル。改善される見込みも無い。今後は、アナログ停波まではアナログチューナー録画PCを１台確保。デジタルに関しては早々にHDD＆DVD レコーダーに移行するつもり。で、コンポジット等の入力端子つきディスプレイに、PCとHDD＆DVDレコーダーをつなぐ。無論、 PCはマルチディスプレイで、うち１台をHDD＆DVDレコーダーと共用にする。　で、Macについては、未だ思案中。何かの作業中に壊れたら、作業続行のために中古でも何でも旧モデルを買う。実のところ、最初にMacIIciを買った当時ってのは、PC-9801全盛期で、仕事の都合上、EPSON製98ノート互換機と、メインにX68000を使っていた。つまり、Macでしか出来ないことをするために、３台目を買い足したのだ。なので、今、Macでしか出来ないことは（私には）ほとんど無くなった。MACOS Xに移行するためにソフトを買い直すより、Windowsへ移行した方が数段安い（PC本体は持ってるから）。　インテルMacならWindowsも使えるが、概ね２つの問題がある。１、Windowsを別途買うと、メーカーPCみたいにソフトが付いてこないので、必要なものを買い足すだけでかなりの出費。２、録画PCじゃないので、別途録画用周辺機器が必要だが、対応状況が不明。 ●サニタリー雑感　ここ数年、洗面所に便器を置くプランが流行している。その背景は、第１にタンクレスで見た目がすっきりし、奥行きも短い便器の登場にある。脱臭機能も備え、寝室の片隅に置くという提案さえなされている（実際にやる人がいるかどうか……）。　第２に、狭小住宅ブームがある。ただ狭けりゃいいのではなく、明るく広々したように見せるブームである。同じ床面積なら、トイレを独立させるより、洗面所内に置いた方が、通気、採光に優れ、そして何より、間取りを考えるのが格段に楽になる。　だが、最近、違った流れの実例が多く見られるようになった。従来、洗面所＝洗面台＋脱衣所＋洗濯機置き場であったが、それを崩れつつある。ドラム式等、動作音の静かな洗濯機を、キッチンに埋め込んだり、ホール等の収納スペースの一角へ収める例が出てきた。　浴室の前室として洗濯機を置いた脱衣室を設け、洗面所は別の場所、例えば玄関ホールにトイレとともに配置した例もある。トイレ内蔵の洗面所と、浴室＋脱衣室を分けたものもあった。第519回●スピードワープロ　　　　　　　　　　2006. 8.29(火) ●スピードワープロ　テレビの字幕テロップをリアルタイムに入力するスピードワープロ。実際に文字を入力するキーが横一列の10個のみという衝撃的な外見だが、文字の入力はいたって正攻法。テンキー状のミサワホーム・カットキーや、その昔のエプソンとほぼ同じ（キー配列とひらがな入力手順は、↓のリンクでどうぞ）。　むしろ、１ストロークで２文字以上入力したり、２つの語を組み合わせる時に形が変化する等、ソフト側の工夫が高速入力の要と言えそうだ。１文字ずつの入力なら、さほどの訓練もいらなそうだが、速記並みの文章入力には難しいルールを身につけなければならないようだ。関連ページ→　『スピードワープロ』関連ページ→　『速記基本文字総覧』関連ページ→　『写真で見る速記（ステノワード）』 ●組曲『惑星』＋冥王星 ←関連ページ　一言でいえばキワモノ。クラシックの世界では、昔からよくある企画。未完成の作品を補筆完成させるとか、断片しかないモチーフを組み合わせてもっともらしい作品をつくるとか。うちにもチャイコフスキーの交響曲第７番なんてＣＤがある。日本人作曲家だったか、モーツァルトの未完作品をどうみても現代の作風でアレンジしたものも出ていたな。　今度の冥王星に至っては、何をモチーフにしたのか知らないが、『惑星』は未完成でも何でもない。この企画をキワモノと呼ばずして何と呼ぶ？　まあ、ラトル／ベルリン・フィルの演奏で、EMIから出ているなら、そんなにいかがわしいものではないだろう。ラトルとベルリン・フィルの組み合わせで『惑星』ってのは、冥王星抜きでもちょっと面白そうではないか。私は『惑星』自体、特別好きな曲でもないから、パスするけど。 ●松本零士祭り＆宇宙空母ブルーノア　松本零士作品の中でも珍しいものが無料配信される。めでたいことだ。おまけに、幻の作品といっていいほどコケた宇宙空母ブルーノアまで見られる。　ブルーノアって、２クールしかないのにスローテンポだったし、ポスト・ヤマトを意識しすぎた。制作者以上に、視聴者がポスト・ヤマトを意識した作品だった。今、ヤマトを知らない世代が、何の先入観も無しに観てみたら、そう悪くないのかもしれない。　最大の失敗は、宇宙空母と銘打ちながら、いっこうに宇宙へ出ず、ようやく飛び立ったと思ったら終わってしまうあっけなさ。でも、ブルーノアをかばって被弾する護衛戦艦とか、ヤマト完結編を思わせて良いんだけどな……。関連ページ→　『BIGLOBE、松本零士作品を期間限定で無料配信～ガンフロンティア、CW零、メーテルレジェンド』 ●雑感　実をいうと数日前から体調悪化。なんだか、去年も24時間テレビの頃だったな。それで、なかなか作業が進まない。進まないからこの雑感もあんまり書けない。ここも書けないくらいだから、ブログも更新できない。最初にブログが頓挫したのも、去年の体調悪化のせいだった。あの大物を苦渋の決断で諦めたのは正解であったな。　作業はまだアイデアを練って組み立てる段階。こういうのは趣味じゃないが、２つの案を組み合わせると、なんか良い形に。　私の好きじゃない作品の傾向は２つあって、１つは作家性の強いもの。宮崎駿とか、永野護とかね。松本零士もワンマンな作品より何人もで創ったヤマトが良いし、安彦良和も個人の作品よりスタッフとして参加したものの方が良いと思う。　もう１つ好きじゃないのは、アイデアの組み合わせがあからさまな作品。ドラマでいえば、キムタクの『エンジン』とか。関係ない２つの要素を組み合わせて新味あるいは複雑さを出そうとしたのが見え見えであざとい。評価の高い作品の中にも、そうした発想法によって創られたものが多々あるが、そうした意図が見えた途端に興ざめとなる。　ジブリの『ゲド戦記』が原作とかけ離れたものだという話、ついに週刊誌にまで出てきた。前評判では、監督は、監督としての経験は無いがゲド戦記は中学生の時に読破して熟知しているってことだったのに……。まあ、私は原作も読んでないし、映画も観てないので、何にも言えないのだが。　高専での殺人事件、PS羅生門の石田未来の回を連想した。なんか、可愛い娘が死ぬと残念な気がする。随分前、船の事故で何人か負傷者が出て、確か１人だけ死んだことがあった。写真が出たらすごい可愛い娘で、なんとももったいなかった。差別とは言わないまでも、綺麗な人や優秀な人が死ぬのと、そうじゃない人が死ぬのとでは、世間の捉え方は違ってくる。　今朝は朝顔18個狂い咲き。もうシーズンは終わって、一部枯れかけていたのだが、また咲き出した。第518回●24時間テレビ29絆　　　　　　　　　　2006. 8.28(月) ●ロジクールMX Revolution、VX Revolution 　←関連ページ　マウスの売れ筋は、まあホイールぐらいは付いているとしても、変わった機能など何もついていない激安品だという。常時使うものだから、マウスこそ高機能タイプを選んで作業を効率化したい。と思うのは、残念ながら少数派らしい。その昔、マウスが登場した頃は２ボタン（無論ホイール無し）で２万円。マウスインターフェースボードだって同じぐらいしたのではなかろうか？　高校の98にマウスが付いた時は、感動したものだ。だが、ドライバの出来が酷くて、プログラム上で扱うのは大変であった。まあ、私の手には負えなかった。　だから、１万円ぐらいしても驚きはしないのだ。私は、そう高価なマウスは使っていないが、本体付属ではなく、５ボタンマウスを別途購入している。マウスが高機能になると、ありがたいことがいっぱいだ。これは間違いない。関連ページ→　『ITmedia』超高速“フリースピン”対応ホイール搭載のワイヤレスマウス2モデル――ロジクール ●24時間テレビ雑感「めちゃイケ」と「くるくるドカン」の24時間テレビのパクリが、強烈だった。「27時間テレビ」のパクリも酷いが、今度は参った。　最近は、制作費が40億円にのぼるとも言われる。関連番組でプラス数時間のオンエアがあるとしても、あまりに破格。募金を遥かに上回るとの批判もあるが、それだけで伝統ある日テレの看板企画を否定してしまうのは乱暴だ。この番組が果たしてきた役割は大きい。　取り敢えず全部（クロスネットゆえ一部他局の番組が入った）録画した。深夜の『芸能人見られなくない映像100連発』等のバラエティは単純に楽しめそうだ。　今年は、モーニング娘。、出なかったようだ。リボンの騎士の千秋楽か？　小川麻琴の卒業も、あまり大きく取り上げられなかった。代わりに出たのは松浦亜弥率いるハロプロ寄せ集めチーム。毎回おなじみの曲（「負けないで」や「サライ」ほどに知名度は無いが）を、Berryz工房とともに歌った。それにつけても熊井がでかい。須藤茉麻170cmなら熊井175cm？ ●ドラマ雑感　オリコンのアンケートで、興味深いが納得できる結果が出た。放送前のアンケートでは、30代以上で低い順位だった『マイ☆ボスマイ☆ヒーロー』が、今度は全年代とも高評価になっていることだ。『結婚できない男』はスタンダードなコメディドラマとして、期待通りの結果である。期待が大きいぶん、少しつまらないだけでガッカリしてしまいがちだが、これは見事な出来映えだ。　ドラマフリークとしては、どうしても風変わりな作品の方へ目が行く。派手さに捕らわれているわけではなく、地味で何も起こらないようなドラマでも、珍しいものには惹かれる。だから、個人的には『マイ☆ボス～』のが大差をつけて１位。　放送前には期待票が入っていた、『レガッタ』、『PS羅生門』、『CAとお呼びっ！』、そして『サプリ』もランク外だ。こっちでは『レガッタ』が放送されていないので何とも言えないが（放送されていれば、相武紗季が出てるから取り敢えず観ただろう）、あとは納得の結果。『PS羅生門』は中盤から面白くなってきたけど、第１話の演出過剰が祟ったと思う。あれじゃ、刑事ドラマファンが引くって。『CAとお呼びっ！』は観月ありさのコメディが飽きられたっていうより、毎回、ストーリーが月並みすぎる。こっちはむしろもっと演出過剰ぎみにしたら良かったのでは？『サプリ』は説明不要だろう。珍解釈西遊記のような冒険的作品をヒットさせたかと思えば、やっぱり「月９」伝統の軽いラブストーリーを成功させたいってのが本音？　もう、月９黄金時代のスタイルには、みんな飽きたんだって。関連ページ→　『オリコン』放送中間ドラマ満足度、｢リアリティ｣と｢ありえない｣の2強激戦！第517回●浮世絵切手は日本の心　　　　　　　　2006. 8.27(日) ●スケッチブック・オブ・“ラフ” ←関連ページ『スケッチブック・オブ・“ラフ”長澤まさみ×速水もこみち　映画「ラフ」ナビゲートDVD』。スケバン刑事の時も書いたけど、映画のメイキングを先に出すって、どうなんだろう？　フジテレビの正月のかくし芸大会だって、最初（といってもかなり回を重ねてからだが）、本編の何ヶ月か後にＮＧ＆メイキングを放送していたのに、いつの間にかかくし芸の番組内で、演目上演の直前にまずメイキングが流されるようになった。なんか、おかしくないだろうか？　本編だけで完成された作品のはずなのに、メイキングから見るってのは。 ●写真＆お年玉つき年賀切手　といっても、ピンと来ないかもしれないな。　1990年用（1989年発行）の年賀切手から、毎年お年玉つきのものが出ているが、まだご存じない方も多いと思う。最初は封書年賀郵便用に封書用の額面だけの発行だったが、1991年用からは、私製ハガキ用のお年玉つきも発行されるようになった。年賀状を封書でも送れること自体、知られておらず、郵便局員すら間違えて年内に配達してしまうというミスが相次いでいる。　ともあれ、私製ハガキ用のくじ無し＆くじ付き、封書用のくじ無し＆くじ付きと、４種類も発行されているわけだ。　で、今年は写真付き＆お年玉くじつきの50円も加わる。従来の写真無しくじつき50円も継続するかどうか知らないが、恐らく、来年用は５種類もの発行となるだろう。　昨日の『王様のブランチ』の冒頭で、フレーム切手について詳しく取り上げられていた。関連ページ→　『ゆうびんホームページ』写真付きお年玉付年賀50円郵便切手の発行 ●浮世絵切手の需要　切手ブームの頃、切手趣味週間、国際文通週間等、浮世絵切手の人気は高かった。値段の高い物が多かったせいもあるが、図案自体の人気も確かにあった。　最近でも、浮世絵切手は発行されているが、人気は今ひとつ。印刷が良くなりすぎて、枯れた雰囲気を出せていないからだと、私は思う。さすがにグラビア多色しかない。あれに凹版を使ったところで浮世絵からは離れてしまうのだし。　とはいえ、海外でも日本向けに浮世絵切手が発行され続けている。止めないところをみると、そこそこ売れているのだろう。だが、これらは総じて理不尽に高い。先進国へ輸出する目的だから、額面自体がありえないほど高いものもしばしば。日本でいえば、5000円とか1万円とか、実際の郵便では使い道のないほどに。　1960～70年代のブームの時代には、そんなんじゃなく、アラブ土侯国のオーダーキャンセル（初めから消印が押され、あるいは印刷され、安価で売られる）で、5枚～10枚セットで200～300円ぐらいのが、駅の売店等で売られていたものだ。　確かに、それらはシール同然で価値は無かった。今（といっても 80年代以降）のインチキ臭い外国切手は価値も怪しいし、かといって安売りしているわけでもない。買うとき高くて、売るとき安いという（まとまったコレクションなら買い値の１割で上出来、バラバラなら事実上０円）、非常に手の出しにくいアイテムとなっている。　まあ、↓見るのはタダである。なかなか雰囲気があって良い。関連ページ→『外国切手で見る広重』関連ページ→『外国切手に見る日本の名画』 ●月刊HOUSING 2006年10月号　去年も書いたけど、アンケートに答えるともれなく1000円分の商品券がもらえる10月号の季節がやってきた。まあ、もれなくもらえるだけあって、１時間以上はかかる面倒なものだが、誌代500円を引いても500円儲かる。　繰り返すけど、毎号毎号、目を引くモデルがさっぱり無い。数年前まではこんなじゃなかった。実例では、魅力ある住宅はたびたび登場している。件の10月号でも国籍不明の和風、エス・バイ・エルの一連の和風住宅が面白い。　でも、それじゃ、メーカーとしてはダメなんだ。工法と仕様だけで別々のモデル名をつけていたって、何の提案にもならない。本自体も最盛期よりかなり薄くなった。非常に危機感がある。 ●雑感　紺野あさ美は分かるけど、高橋愛まで写真集全集4000円って、いったい……＞ワニ　密かにブログ更新中。差し迫ったスケジュールではないので、一日おきぐらいに更新できるかも。すぐ頓挫する気もするが。第516回●秘密戦隊ゴレンジャー　　　　　　　　2006. 8.26(土) ●Panasonic SC-SX850 ←関連ページ　また、微妙な製品が登場した。PC上のMP3ファイルをこのミニコンポのHDDに転送できるのは良いが、著作権保護されていないとダメだという。なんだか、思った以上に音楽は汎用性のない世界へ入り込んでしまったな。　せっかく、キュリオムCBX-4022SDでカセットテープ音源をMP3 化しても、再生できるコンポやラジカセが無くなってしまえば、むしろ不便になってしまう。キュリオムやその他一部のメーカーが、ゲリラ的な製品をいつまで出し続けられるかも、全く不透明。10年後、20年後が怖い。関連ページ→『松下電器』160GB／80GB HDD搭載SDステレオシステム「D-dock」SC-SX850／SC-SX450を発売 ●発端からか、途中からか　NTTのBフレッツ以外の人には縁のない話で恐縮だが、ただいま、フレッツス・クウェアで『秘密戦隊ゴレンジャー』第１～５話と、『がんばれ！ロボコン』第１話が無料配信中である。とりあえず、ロボコンと、ゴレンジャーを第３話まで観てみた。　まず、映像のクリアーさに驚かされた。30年前のものが、これほど良い状態で保存されていたのだな。当時のテレビの性能を考えたら、今、PCでこれを見た方が画質が良いくらいだ。　ゴレンジャーの第１話って、かなり良くできている。スーパー戦隊シリーズ（ゴレンジャーは厳密にいうとその前身だが）には、２つの始まり方がある。物語の発端からか、途中からか、である。タイムレンジャー、マジレンジャー等は発端から。デカレンジャー、ボウケンジャーは途中からに分類できるだろう。　30分という枠からいえば、当然、発端から始まる方が難しい。最初の敵をやっつけるまでを描かなければならないので、時間的制約が厳しいのだ。それでも、（総ては覚えていないが）このシリーズでは発端から始まるパターンが多い。　初めから戦隊が活動している状態で始めるデカレンジャーは、ずいぶん楽だったろう。が、設定上の制約とはいえ、敵の存在まで最初から分かっているので、第１話の見せ場をつくるのに苦慮したはずだ。だから、出来もイマイチだった。　ゴレンジャーは、イーグル隊の日本の各地方の支部が敵に次々奇襲され、それぞれの唯一の生き残りが集まって戦隊をつくるという極めて厄介な設定。５ヶ所の支部の奇襲と、面識の無い５人（＋司令官他）が集結するという、映像にしたら何シーンかかるか分からないほど手間のかかることを、さらりとやってのけている。　もちろん、シリーズではおなじみの秘密基地とメカ、５人連携の技で敵を倒す等も第１話から披露。おまけに、この作品の名物となるなぞなぞまで出てきた。　このストーリー性と密度の濃さは、第１話の最高傑作タイムレンジャーに次ぐ。いや、ゴレンジャーは戦隊ものとしてもコメディ調の戦闘ものとしても最初なので、無類の作品といえるだろう。『日本沈没』でもそうだけど、この時代の特撮ってカメラワークがクールだよな。今ならＣＧで処理するところを、カット割り、寄せ、引きで、もの凄いスピード感と迫力を出している。　ロボコンの方も、まずまず内容の濃い第１話。他のロボットはオモチャっぽいけど、ロボコン自体は良くできている。リメイク版のロボコンは玩具の事情から変形ギミックが制限されたからなぁ。 ●実写劇場版『タッチ』　あの長大なストーリーを、うまく圧縮した。エピソードは大幅にカットされたものの、まんべんなく全話観たような錯覚に陥った。また、最後の試合にあれほど時間を割くとは、思いきったものだ。　監督は、この作品（アニメ版も含め）をよく理解し、消化していると思う。というより、リアルタイムで観て（あるいは読んでいた）のだろう。『サンダーバード』の実写リメイク版で、あの監督は映画をつくることになって初めて旧作を観たのだという。それでは、何が面白いのかを読み誤っても仕方がない。　我々の世代にとってはよく知られた『タッチ』だが、はたして、若い人たちはどう受け取ったのだろう？　旧作サンダーバードを知らずに実写リメイク版を観た人が、「ちゃんと国際救助隊の活躍を見たかった」と、素朴ながら問題の本質を突いた感想を述べていたが、この実写版『タッチ』にも、我々が見逃している単純な欠点があるのかもしれない。第515回●かでなれおん＆中尾彬　　　　　　　　2006. 8.25(金) ●エレコム USB接続型メモリカードリーダー「MR-A13HSV」 ←関連ページ　メモリカードリーダーって、いつの間にか結構安くなっていたのだな。うちのPCにも内蔵されているが、これを買い換えるとSDカードが読めなくなると思ったが、この程度の値段なら問題にならない。　ところで、これ、PanasonicのSDオーディオで使うSDカードの読み書きには対応するんだろうか？　ああいう規格は、何かある度に余計な心配をさせられる。関連ページ→ITmedia『エレコム USB接続型メモリカードリーダー「MR-A13HSV」』 ●板東真砂子　不愉快極まりない猫殺しの話を知ったのは、今週の初め。それが、 Yahoo!ニュース等に取り上げられ、今日、『ザ・ワイド』でも放送された。恐らく、週明けにまたどこかのワイドショーで見ることになろう。一連の少年による殺人事件を彷彿とさせる。行為や主義主張が、イカれた中学生の精神と寸分違わない。不愉快極まりない事件は日々起きているので、いちいち真面目に論議しても意味は無いのかもしれない。不運な猫に合掌するのみである。 ●かでなれおん＆中尾彬　昨日の『ダウンタウンDX』で、かでなれおんの集めている切手が登場した。マツケンPスタンプの意外な需要。まあ、中尾彬の切手収集は古くからよく知られているが、若い女性を中心とした新たな収集形態というのは、本当に存在したようである。第514回●資料探索　　　　　　　　　　　　　　2006. 8.24(木) ●まるごとtype U　いつでもどこでも手のひらに ←関連ページ　また、VAIO type U解説本が出た。 ●資料探索　古いテキストファイルから、必要な資料を探索した。　テキストファイルという概念が無かったPC-6001、PC-8801時代のものはさすがに残っていないが（そもそもPC-6001で和文は書けなかった）、手元にある最古のテキストファイルは、1980年代末頃のものだと思う。　PC-8801のワープロソフト等で書いた文書や、BASICのプログラムファイル等は、その先のマシンには移行できなかった。だから、受け継がれているファイルは、X68000時代からである。　X68000ACE HD(20M)→X68030(240M)＆Macintosh IIci(240M)へ、移行。Macintosh IIciのほぼ全ファイルが、PowerMac 7600/200 (2G？)へ。そのまたほぼ全ファイルが、iMac450DV(20G)へと移された。ciの全ファイルが7600の1フォルダに、7600の全ファイルが、 iMacの1フォルダに入っている。HDDの容量増加を考えれば、この次の買い換えでも、また全ファイルを新Macの1フォルダに移すことが可能だろう。下手に整理するより、失われるファイルが無く、フォルダを見るだけで使っていた時期が分かるので、効率的だ。　過去に書いたものを読み返しているうちに、一日終わった。第513回●コードレス　　　　　　　　　　　　　2006. 8.23(水) ●キュリオムコードレスヘッドフォンHP-L20 ←関連ページ　キュリオムだけあって、ずいぶん安い。キュリオムがお買い得なのは確かだが、この満足感は「値段のわりには……」なのか、製品自体が良いと感じているのか、使っている本人にもよく分からない。 ●雑感　惑星の数が、一転して減るという話に。やはり、カロンとセレスを持ちだしたのが祟ったようだ。　作業、地味に進む。第512回●あかい酒　　　　　　　　　　　　　　2006. 8.22(火) ●あかい酒 ←関連ページ　30年ぐらい前、私が初めて飲んだ酒だ。大人になって繰り返し大量に飲んだ酒より、昔、一滴、二滴と飲んだ酒の味の方が鮮明に記憶している。利き酒の自信は無いが、30年のブランクがあっても、こいつの味だけは判別できるだろう。２番目に飲んだ月桂冠の味は、今でも分かる。 ●フレーム切手の悲哀　せっかく米倉涼子に来てもらったのに、米倉涼子だけがニュースになるとは……。まったく、今朝のめざましテレビには仰天した。ズームイン！スーパーでは「フレーム切手」の概要も紹介されたものの、郵政も痛い誤算だろう。　で、これまでもＰスタンプという写真付き切手があったわけだが、あれはあくまで切手の下の「タブ」に印刷されるだけだった。フレーム切手が画期的なのは、切手自体に写真が印刷出来ることなのだ。　利用者にとっては見栄えの違いぐらいだろうが、日本では法的に難しいと言われていただけに、快挙といっていいだろう。値段も安く、一般の人でも注文しやすい。　惜しむらくは、フレームがちょっと邪魔なこと。「日本郵便」、「NIPPON」、そして額面は必ず入れなければならないが、それ以外の部分を最大限使えるようにして欲しかった。　というのも、ただ顔写真を入れるといった利用法だけでなく、切手そのものをデザインできる感覚になれば、アートとしての可能性も期待できるからだ。ブームを起こすには、それぐらいやってもらいたい。関連ページ→　『ゆうびんホームページ』私が切手に。｢フレーム切手｣９月１日新登場！ ●ドラマ雑感　今クールのドラマも中盤に入り、明暗がはっきりしてきた。よく、最初面白かったのがみるみる失速していったり、退屈だと思ったのが尻上がりに面白くなったりということがある。が、今クールに関しては、どのドラマも初回の印象のままだった。まあ、６話まで観て面白ければ最後まで面白いし、その逆は……である。この10年ぐらい、最終回だけつまらないという悪夢は無い。　中でも、徹底的に感情移入を拒絶する『下北サンデーズ』と、もはやストーリーすら無くなってしまった『サプリ』の迷走が痛々しい。せっかくのロケで、何か起こるかと思ったら何にも無いし、ラストも動機付けが意味不明。　月９ラブストーリーの伝統とはいったって、男と女が何人か出てきて、くっついたり離れたりするだけでドラマを成立させようっていうのは、さすがに限界ではないか？　よく分からんけど、伊東美咲・瑛太・りょうの三角関係が軸になってて、亀梨が主役の一人とは思えないんだよな。　その一方、『マイ☆ボス　マイ☆ヒーロー』の視聴率が20％を超えているという。長瀬の演技力というか演技の幅の広さが第一とはいえ、周りの登場人物一人一人が魅力的だ。奇想天外な物語を創り出す脚本、それを時に荒唐無稽に、時にリアルに見せる演出、監督、編集、誰がどう担当しているのかは知らないが、総ての要素がかみ合って、相乗効果をもたらしているのは確かだ。　古いところで、CS TBSチャンネルで再放送中の『日本沈没』。第５話はいいねぇ。序盤の山場。島が沈む話。挿入歌が最高。インスト版が延々BGMとして流され、最後に歌が入る。　映画の日本沈没はまだリメイクがきくとしても、テレビ版はリメイク不可能だな、と第５話を観て思った。32年。時代が変わっているから、当然、内容も全く違うものになる。自然災害に対する考え方も違っているし、この作品は、あくまで過去の名作として、手をつけずにおいてほしいものだ。 ●雑感　久しぶりに涼しい。32度前後ありそうだが、連日35度あたりだったので、秋になったと錯覚する。　新たな作業へ入る。図による思考から、一転して文章物。頭の切り替えが難しい。第511回●くるくるドカン　　　　　　　　　　　2006. 8.21(月) ●ザ・プライス・コレクション ←関連ページ　ブームなのだろうか、去年あたりから若冲が雑誌やテレビでよく紹介されるようになった。 ●『くるくるドカン』　若手芸人＋掟ポルシェ＋検索数をテーマにしたインターネット情報といったところ。テレビで紹介されて検索数が伸びた項目についてはほとんど分かるが、ネット上で盛り上がっていった項目についてはほとんど分からない。ネットは能動的なメディアゆえに興味の無い分野で何が起きているか、把握しにくい。BSにもネット関係の番組があるが、同様に重要な情報源になっている。 ●黒川智花　かつて、「名子役は太る」というマーフィーの法則があった。しかし、それは60～70年代の話。最近では、全く当てはまらないようだ。中でも、チャイドルブーム以降のジュニアアイドルたちは、成長しても見た目ほとんど変わりない。にも関わらず、彼女たちは悪く言われ続ける。二人の黒川、すなわち黒川芽以と黒川智花は、とくにそうだ。ともあれ、ワニブックスから写真集が出る。関連ページ→黒川智花最新写真集（仮）第510回●スポーツの夏　　　　　　　　　　　　2006. 8.20(日) ●5.1chDVDミニコンポMPEG4対応RD-2006/2007 ←関連ページ　最近、DVDコンポやDVDラジカセが安くなった。ほんの１年ぐらい前までは、DVD付きと言えば数万円～のミニコンポの高級モデルの話だった。うちは、しばらく前にコンパクトなDVD再生機なんぞ買ってしまった。 ●雑感　１案の予定が、今日第４案を完成させて作業終了。ギリギリまで粘ってもう１案とも考えたが、スケジュールは常に安全策。３日分余裕を見たぶん、別の作業に３日割ける。大物を取り止めて、こっちに力を注いだのが吉と出ればいいが……。　バレーボールに高校野球。この盛り上がりの前では、プロ野球はますます影が薄い。　キュリオムCBX-4022SDによるカセットテープのMP3化、着実に進む。どれもこれも、何年かぶりに聴く。オペラ全曲盤でしかもテープっていうのだから、滅多に聴く気がしないわけだ。それも、２、３曲が入っていて、２本目のテープのA面とB面の間で曲が分かれてるとか。　シャブリエの歌劇「いやいやながらの王様」は、やはり最高。ギルバート＆サリバンの歌劇「ミカド」もいいねえ。　久々にブログ更新。本来、ホームページにまともなことを書いて、ブログが雑記なのだが……。第509回●ハウイドマウント　　　　　　　　　　2006. 8.18(金) ●CASIOプログラム関数電卓fx-5500LA ←関連ページ安いのでなんとなく貼っとく。 ●ハウイドマウント　切手関係のHPで、アルバムに整理した切手が変質してきたという書き込みがあった。グラシン紙のストックブックは湿気に弱く、長期間入れっぱなしにしておくとシミが出たり、裏糊がくっついたりする。しかし、アルバムにハウイドマウントで整理したものは、そうした心配が無いと言われていた。透明のセロファンのようなものだが、材質は何だろう？　メーカーによって透明度や質感が違った。　一度入れたものを出す機会はあまり無いが、数年前、何気なく切手をマウントから出してみたら、マウントの台紙に目打ちの形が残っていた。切手かマウントが変質している証拠だろう。　で、最近、1980年頃の記念切手のシートをバラした。一時期、郵便局でシートとバラ数枚を同時に買って、シートはシートブック、即ち透明の袋が40ページほどあるものに入れ、バラから切り取った１枚をアルバムに入れていた。　シートから切った単片（バラ１枚の意）がフレッシュなので、アルバムのより良かったら入れ替えようと思ったわけだ。　アルバムに入っていた方は、表面全体が一様に黄色みがかっていた。マージン（印面と目打ちの間の枠状の部分）だけでなく印面も白が多い切手だったので、一目瞭然。これは愕然である。　考えてみれば、戦前の切手は多少コンディションが悪くても仕方ないと言われていた1970年代。終戦は30年ぐらい前のこと。今、その1970年代に発行された切手が、経過年数でいけば当時の戦前切手に匹敵する。変質してしまうのは、やむを得ないだろう。高温多湿の日本ではとくに……。　プロの切手商であっても、このような駄物の保存に特別のコストはかけて来なかったろうし、変質するという意識もなかったろう。ましてや、それを数十年後に売ることまで頭に無かったに違いない。　70年代、80年代の額面割れ切手で、コンディションによる取引価格の差が生まれる日は……、来ないんだろうな。第508回●エリーゼのために　　　　　　　　　　2006. 8.17(木) ●ロータス・エリーゼ ←関連ページ「機能美」とともに、私が眉唾だと思っているのが「シンプル・イズ・ベスト」。最近、極力装飾を減らしたシンプルなデザインがもてはやされているが、必ずしも美しいとは思えない。　また、線でも面でも、構成する要素が少ないほど、デザインを調和させるのが容易い。いわば、シンプルなら美しくて当然なのだ。　フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、ジャガー、ロールスロイス、アストンマーチン、どれもこれも、ここ10年ぐらい感動するデザインの車が出てこない。これは、空力、安全性、居住性が過度に求められるためと、コンピュータのお陰でデザイナーの直感に頼られなくなったためだろう。　そう思っていたら、ロータス・エリーゼが出た。もう何年も前だけど、当時、既に上記のことを考えていた。その後のホットモデル「エクシージ」は輪を掛けてそうだが、シンプルの対局にあるゴテゴテした装飾、複雑怪奇に絡む曲面。これを、1960年代のスーパーカーですら成し得ないほど美しく構成している。　これ、Cd値はどうなんだろう？　ボディ剛性は？　思わず疑問が湧いてくる。　安いモデルなら、絶対買えない金額でもなし。エリーゼのために貯金でもするか。まず買わないけど。 ●情報整理術　2003年頃から続けている情報整理術がある。単純明快、公私ともにPC上で書いたメモを、１つのファイルへ順番に追加していくのだ。　メールの返信（重要メールは受信メールもコピペ）、掲示板、アンケート等への書き込み、ネット上で見つけた情報（テキスト）、その他、何でも順番に書いていく。書いた年月日・時間はとくに書かない。ファイルは1月1日～12月31日で１つ。　紙上で書いたことや、PCの外で得た情報等はいちいちそのファイルへ書き込むことは（面倒なので）しない。が、それで十分。必要な情報は、適当なキーワードで検索すればすぐに見つかる。　年に200～300Kバイトにも達するが、ありがたい時代。エディタで読み書きするのも検索するのも、一瞬である。古き良きDOS時代では出来なかった整理術だ。　昔は、内容のジャンル毎に分けたりしていたが、作成日時と修正日時の記録だけでは、ファイル内の個々の書き込みが、いつなされたのか分からない（全部ごちゃ混ぜに書けば、目的の文書の前後に日付を推測できるものがある）。よって、ファイル毎の新旧も分からない。それに、必要な情報を探すにも、ファイルが多すぎると検索が面倒だ。　ちなみに、この雑感は、雑感下書き用ファイルに書きためてある。 ●惑星雑感　何年も繰り返されている論議。そもそも、その筋では、恒星と惑星の境界、惑星と衛星の境界、果ては恒星とガス雲の境界さえ怪しいという話になっている。今さら、どこまでを惑星とするのかなんて、時代遅れ。どうでもいい。　同じ軌道に惑星が二つ。それぞれが公転しているのか、互いの周りを回っているのか。木星か土星の衛星だったか、極めて近い公転軌道の衛星があって、その２つが接近し、どうなるかと思ったら、なんと、２の衛星がそれぞれ相手の軌道へ入れ替わった！　ってこともあったな。　地球と月だって、実際には二重惑星に分類したっていい。互いの周りを回っているが、その中心軸が地球内部というだけの話。衛星と二重惑星の境界が論議される時、地球と月が基準になるんだろうか？　中心軸が惑星の外側なら、二重惑星？　わからんな。　重力を発生していることが惑星の条件の一つってのもあったか。それこそ、境界が分からない。形を保っているのも、液体や気体ではどうか？　強力な重力圏では、バラバラになったり（重力で寄せ集まって）固まったりしながら公転する惑星だって、あるかもしれない。　どうでもいいけど、いまさらセレスを持ちだすなよ。クワオワーとか、でっかいカイパーベルト天体いくつもあったし。第507回●プリンタ新モデル前夜　　　　　　　　2006. 8.16(水) ●プリンタ新モデル前夜 ←関連ページ　キヤノンIP4200が、あちこちで12000円を切って売られている。モデルチェンジまでは間があるが、そろそろ投げ売りの始まる時期だろう。私はもう買わないけど、一つの買い時に入ったことは確かだ。次期モデルでWindows Vista対応云々との話もあるが、こだわるほどのものではない。　高い高いLexmarkのインクを注文したが、同時に古いエプソンのインクも注文した。Lexmarkが理不尽なほど高いと感じるのは、私のエプソン機のインクがあまりに割安なためである。　ローエンド～ミッドレンジのプリンタが１万円ぐらいで買える昨今、ランニングコストの差は重大なのだ。写真印刷や普通紙へのカラー印刷はLexmarkに任せ、その他の印刷は古いエプソン機に壊れるまで頑張ってもらおう。 ●テレビ雑感　この一週間ほどで、急にテレビが値崩れした気がする。37型が、これまでの32型並、すなわち20万円を切るあたり。32型も少々下がった。　しかし、どうだろう？　アナログ停波で、テレビは確実に視聴者を減らす。一時的なものではなく、それをきっかけにテレビを全く見ない層が２割、３割……と拡大して、アナログ停波から10年程度で、５分５分あたりまで急降下するのではなかろうか？　怖いのは、新聞→ラジオ→テレビ→……の次が存在しないこと。マスメディアの無い社会、マスメディアが全人口の半分程度しかカバー出来ない社会の到来である。　が、今まで通りテレビを見ている層に、そんな危機意識が無いのも怖い。現に、今だって、テレビを全くあるいはほとんど見ず、新聞も読まず、社会で何が起こっているのかほとんど関心を向けずに生活している日本人がかなりいる。 ●雑感　昨日、今日と作業大幅に進む。一つ大物を諦めたことで、他へ割ける労力が増した。第506回●複十字シール　　　　　　　　　　　　2006. 8.14(月) ●スケバン刑事　　　 ←関連ページ　良い時代になったものだ。最近、映画の公開とほぼ同時に、解説本（？）が出ることが増えたが、今度はメイキングまで出る。普通、映画本編がDVD化される際に特典映像として入れられるものだが、考えようによっては、このタイミングで出した方が食いつきが良いとも言える。 ●複十字シール　ダイレクトメールが来た。かつて、毎年買っていた時期もあり、その縁からだろう。こちらは単に複十字シールを買っていただけだが、向こうからすれば寄付金である。　切手収集をやめたせいもあるが、最近買っていない理由がもう一つ。旧来、複十字シールは、目打ち・裏糊があり、切手のようなものだった。それが、2002年度からただのシールとなり（切手でも同様のシール式があるが）、公募だった図案も、一人のデザイナーが毎年全シールを手掛けるようになり、変化が無くなったからだ。　↓のページのメニュー下の「複十字シール大図鑑」に、歴代シールの図案が載っている。やはり、デザイン全盛期の1960年代を中心に、1950～1980年代初頭のものが美しい。　切手も含めこの手の公募で幅を利かせがちな童画が、１点も入らない年もあり、そこに審査員の良心を感じた。現代、概ね1980年代以降、根拠はよく分からないが日本では童画信仰が台頭し、ヘタウマブームもあいまって、プロの緻密な絵より童画、極端にいえば幼児画こそが最高だという風潮が高まっていった。　それに振り回されることなく、かといってプロ志向に偏ることもなく、たまに童画も採用されるという柔軟さが好きだった。終盤になると、デザインというよりイラストといった図案が多くなっていったが、毎年、発表を楽しみにしていたものだ。　尚、古い時代の複十字シールも一部在庫があるようなので、興味のある方は問い合わせてみてはいかがだろうか。関連ページ→　『財団法人結核予防会』複十字シール運動 ●雑感　今日、NHK-FM「歌謡スクランブル」の宮川泰特集で、組曲「宇宙戦艦ヤマト」が流れた。最新J-POPから演歌、戦後歌謡まで幅広いジャンルの曲が流れるが、これは前代未聞。第505回●ビクターRC-A1 　　　　　　　　　　　2006. 8.13(日) ●ビクターRC-A1 ←関連ページ　また、DAP（デジタルオーディオプレイヤー）にダイレクト録音可能なMDラジカセが登場した。CD、MD、TAPE、ラジオからDAPに録音できるのは良いが、この手の製品で不透明なのは、それが一方通行か否かである。色々な音源をDAP経由でPCに持って来れればいいが、話はそううまくない。　USB、SDカード、または内蔵メモリも無いわりに、実売価格が３万～とは割高感がある。関連ページ→　『AV Watch』RC-A1 ●雑感　昨日は持病が出て激痛に襲われた。この一週間の寝不足も祟ったが、作業が許容量を超えてしまったようだ。残念だが、大物は捨て、もう一つの作業に力を入れよう。一部仕上げたものは、何かに転用できるだろう。第504回●『下北サンデーズ』　　　　　　　　　2006. 8.12(土) ●ガンダム ←関連ページ　前にザクが出た時も思ったが、こんなの買う人いるのかね。でも、この巨大ガンダムの横に、同じ縮尺でジオングを置いたら凄い迫力だろうな。 ●ドラマ＆アニメ雑感２　観ているのに全く触れていないドラマ、その２。『下北サンデーズ』。これは、いかんだろう。佐々木蔵之介の面白さで辛うじて持ちこたえている感がある。でも、世間の酷評ほどダメな作品ではない。歯車が一つかみ合っていないだけで、それさえクリアされれば、新たな手法と絶賛されているのでは？　低視聴率や世間の評判だけで、批評の方向性が決まってしまった印象を受ける。　案外、理由は単純で、上戸彩がアイドル然と描かれていれば、観る人も増えたんじゃないのかな。男女問わず、アイドルが（主演なのに）ヘンな役で出たドラマって、視聴率的にはだいたいコケてるから。『渡る世間は鬼ばかり』。これは、こちらでは最近始まった。岡倉大吉に代役を立てたのは、なるほど、撮影開始時に14話までの脚本が出来上がっていたという事情もあったのだな。　しばらく前に第１シリーズの再放送を観たが、テイストがほとんど変化していないことに驚かされた。中高年層がターゲットとはいえ、同じことを17年続けるのは凄まじい。総放送時間のギネス記録とか狙えないのかな？ ●雑感　悪いことは続くものだ。脱力感から、しばらく何も手につかず。が、夕方から大物の作業へ入る。　昨日は、量はよく分からないがそうとう酒を飲んだ。頭痛があるにも関わらず風邪薬も飲めず、今日はえらいことになると思ったが、酒も残らず不思議と体調が良かった。第503回●『不信のとき』　　　　　　　　　　　2006. 8.11(金) ●Jericho 3.5インチ液晶小型TV J-35 ←関連ページ　7980円。安い。せっかく地上波アナログのテレビが手軽に買える時代になったというのに、アナログ停波は迫ってくる。いや、待てよ。この手の小型テレビは、ワンセグ対応の携帯電話に置き換わるだろうから、実質タダ。据え置き型のデジタルテレビが廃れる一方、生き残るのは、結局ケータイだけなのかも。 ●ドラマ＆アニメ雑感　観ているのに全く触れていないドラマがあった。『不信のとき』。松下由樹の愛人役に疑問の声が出ていたが、昨日で制作者の意図がはっきりしたように思う。なるほど、本妻の方が派手でなければ成立しないわけね。今まで、ステレオタイプな愛人のイメージにとらわれていた。　杉田かおるの職人芸も光る。さほど複雑とは思えないストーリーに、狂言回しが必要なのか？　という疑問はあるが、ナレーションも兼ねるこの役は難しい。『誰よりもママを愛す』。田村正和のワンマン的面白さ。『引っ越せますか？』の大地康雄にも似た弱さを感じる。つまり、出演者たちが渾然一体となった面白さとは違うというか……。『ダンドリ。』って、『ウォーター・ボーイズ』の手法を踏襲しているのに何となく地味に感じるのは、榮倉奈々のせいじゃなくて、音楽なんじゃないのかな？　『ウォーター・ボーイズ』は、豊富な BGMによる音楽劇ではなく（印象的なBGMもあったけど）、しつこいほどメインテーマを繰り返し流す古典的なものだった。『サプリ』っていうか、月９の悪しき伝統なのだけど、これといったストーリーが無い。恐らく、意図的なものだろう。　ストーリーを楽しむというのは、1960年代末の段階で究極まで行ってしまったんじゃなかろうか？　1970年代にはそこにエンタテインメント性をどう加えていくかが試みられる。　月９といえば、キャラクターへの共感が第一の目標である。視聴率という魔物のなせる技か、ドラマは面白いより、共感を呼ぶ方が観る人が多くなる。しかし、面白くないドラマがそうそう視聴率を稼ぐわけもない。そんなあだ花は長く咲き続けやしないのだ。　これといったストーリーが無いから、驚きもないし、引き込まれもしない。佐藤浩市や志田未来を生殺しにするような脚本は、頼むからやめてくれ。『のだめ』は読んだことないけど、ストーリーが面白い作品ならば、期待できるだろう。　と、アニメ版『NANA』を観る。若い女性に人気の作品ということで、必ずしも楽しめないのではないかと懸念したが、これが面白い。普通に面白い。老若男女、誰が観ても面白いだろうし、これを30年前に持っていっても、30年後の人が観ても、恐らく面白いだろう。　こうした、時代性に左右されないスタンダードな作品が支持されるところをみると、昔ながらのストーリーの面白さは、現代にも未来にも通用すると思えてくる。 ●Casa BRUTUS 9月号　Casa BRUTUS 9月号。まあ、飛び飛びにしか買ってないけど、今月号は珍しく一冊まるごと日本建築。まだまだ知らないことがある。来月は安藤忠雄特集。また買うか。16日発売のBRUTUSは、「アノニマスデザイン」特集と、これまた面白そうだ。第502回●CBX-4022SD使用2ヶ月2　　　　　　　　2006. 8.10(木) ●LEXMARK X2330 ←関連ページ　時代の変化を象徴する複合機だ。カラーインクのみの搭載。即ち、黒はマゼンタ・シアン・イエローの３重打ちのコンポジットブラック。　文書印字用としては使い物にならないが、モノクロコピーだったら、グレースケール印字には元々カラーインクが使われるので問題無し。うちのLEXMARKも黒インク無しで使っているが、画像印刷とコピーとしてなら十分機能する。　インクカートリッジ１個という手軽さを実現するには、コンポジットブラック以外に選択肢は無い。黒を含めた４色カートリッジなら、かえって怒りを買う。　で、このモデル用のインクは実売価格2000円と、かなり戦略的。だが、あくまで「標準」。他のモデル用のインクにある「大容量」タイプは無い。　小ささと軽さを評価するか、または滅多に使わない人にとっては最良の選択といえるが、その逆ならお勧めできるものではない。 ●Amazon雑感　レックスマークや、エプソンの旧タイプのインクカートリッジが、いつの間にかアマゾン本店（？）の取り扱いから消えた。　周知の通り、アマゾンではマーケットプレイスというシステムがある。当初は、個人が古本を出品するといった趣向だったが、古書店業者があったり、「エレクトロニクス」コーナーでは業者が新品を安売りしたりと、まるで楽天のような感じになった。だから、ショッピングモールをやると言っても１ミリの驚きもない。　雑誌、ムック等、アマゾン本店の在庫が尽きても、マーケットプレイスで勝手に売ってくれればいいわけだ。その考えが、インクカートリッジにまで及んだらしい。　すべてが揃うのがアマゾンの便利さだったのが、それを追求しなくてもライバルに対抗できるようになった。が、利用者としてはありがたくない。 ●CBX-4022SD使用2ヶ月・その2 　25年ほど前に録音に失敗したテープをMP3化してみた。これまでは比較的新しい（といっても10年前後昔）テープだったが、ドルビーも無い（搭載されていない）時代のものも少なからず残っている。　で、録音失敗のテープだが、マイクの音量設定ミスで小さな音で録音されてしまい、音楽が聞こえる音量にするとシャーっというノイズで聴くに堪えないものだった。が、今回のMP3化でノイズが大幅に取り除かれた。思った通り、かなり良くできたノイズ除去の仕組みがあるようだ。これは嬉しい誤算というやつ。　高品質の映像や音声ソースを、劣化が少なく圧縮、またはデジタル化する工夫は数あれど、質の悪いソースを良くしようという話はあまり聞かない。カセットテープのMP3化に、それは不可欠だ。　ノイズ除去等に関して、競合するサンヨーMAJ-U4CT1がどの程度のものか確かめたいものである。 ●雑感　原油高。マスコミがガソリンの値上げについて、あおるような報道を繰り返すのが気がかりだ。特定の業者には痛手だが、一般人にはさほどの影響ではない。200万も300万もする車を買えるのに、セルフサービスのガソリンスタンドに換えるなんて、正常な判断とは思えない。　一昨日、昨日と大いに作業が進んだ反動か、今日は雑用のみで終わる。大物の締め切りまでひと月を切った。A4 16枚相当をCANVAS で総て作画するのはスケジュール的に不可能。ここは手描き力を使うとしよう。第501回●CBX-4022SD使用2ヶ月　　　　　　　　2006. 8. 9(水) ●CBX-4022SD使用2ヶ月 ←関連ページ　２ヶ月使ってみて、良くも悪くも使い勝手が分かってきた。　まず、欠点をいくつか挙げてみよう。他の人も含め繰り返し述べられてきた、ラジオ、カセットからの録音が30分ずつで区切られること。　MP3ファイルのカット、結合等を行うフリーウェアで、これを連結してみたが、やはり、切れ目は分かる。ファイルの長さは、30分 00秒であったり、29分59秒であったりするが、損なわれている時間はほんの一瞬だと思う。音源がほとんどクラシック音楽のため、分かりにくい。J-POP等なら、歌詞でどの程度の欠落か（というか、どの程度気になるか）が分かるだろう。　カセットテープでのエアチェックの時代、オートリバースで何秒も欠落したことを思えば、まだいい。　曲の切れ目で手動でカセットテープを停止し、再度録音することで、曲の途中でファイルが区切られることを防ぐ手もある。クラシックだと楽章間が数秒空くので、私は可能な限りこの方法をとった。　市販テープでは曲（楽章）の長さが記載されていなかったり、ほとんど聴かない曲では曲（楽章）の切れ目が分からず、断念したものも多い。　また、再録音のたびにフォルダが別になるので、正確にメモをとっておく必要があるだろう。　ただ、SDカードへの録音前に、「読み取り」に１～２秒必要である。電源を入れてから、録音の前に一度「機能」でSDカードを選択しておかないと、録音初回に数秒間「読み取り」を行うので注意しよう。　第２に、SDカードの残り録音時間が、3時間未満にならないと、時：分：秒が表示されないのも不便だ。それ以上では「＞3h」としか出ない。1G～2GのSDカードを使う場合、残りの容量がよく分からなくて不便だ。まあ、カセットテープは最大150分、ラジオ番組でも2時間を超えるものは少ない（私の場合）ので、致命的な欠点とはいえないけど。　次は良いところ。初めはあまりにオモチャっぽくてガッカリしたカード型リモコン。が、慣れてくると中国人らしい質実剛健さが分かる。本体後部にリモコン差し（？）もあり、持ち歩くにも便利。　日本のメーカーのリモコンは高級機ほどバカでかく、単なる高級感以外にメリットが感じられない。ローエンドでも、うちのAIWA のMDラジカセの小さく分厚いリモコンは邪魔である。　録音が一発である。録音先を予めSDカードかUSBかを指定しておく必要があるが、その後は、リモコンなり本体なりの録音ボタンを押すだけで録音が始まる。普通だと、モード指定云々かんぬんで、２、３ストローク必要だったりする。挙げ句、それらの操作の後、録音スタンバイとなり、録音ボタンを押すという本末転倒な操作手順を要することになる＞AIWA。　１ボタンで録音開始できれば、録音のタイミングをはかるためにスタンバイ状態にする必要なんかないのだ。カセットテープからの録音では、カセット側のボタン類がメカなので、カセット再生と録音ボタンの同時押し下げが必要となるが、ラジオのエアチェックなら、何も考えることなく、リモコンの録音ボタンを押せばよい。　そんな手軽さもあって、最近、番組まるごとエアチェックの機会が増えた。今やHPにプレイリストを載せている番組も多い。それをコピー＆ペーストでテキストファイル化し、MP3ファイルと同じフォルダに入れてDVD-Rに焼けば、後から見やすい。　既にDVD-Rに2枚半。これ、PCで自動再生すると最高だね。検索に時間はかかるけど、CD→MP3→DVD-Rよりファイルが少ないから、実用レベル。　で、満杯になったSDカード→PCへMP3ファイルを移す時に、SDカード上の音楽ライブラリを入れ替える。常時10曲ぐらいなら録音の邪魔にもならないし、時々はSDラジカセからも再生したいから。第500回●ビクターMDメモリーシステム　　　　　2006. 8. 7(月) ●新たなるMD→PCへの道 ←関連ページ　キュリオムのSDラジカセから始まった流れか、関係なしか、ビクターからも、面白いコンポが登場した。まあ、CD＋MDにフラッシュメモリ内蔵（512Mとはショボイな……）とくれば、実売価格５万円も仕方ないか。激安のSDカードやUSBメモリばかり見ていると、割高感は否めない。　フラッシュメモリからDAPへ曲を転送する時にムーヴとなって、メモリ上のデータが消えてしまうのも痛い。MDからフラッシュメモリの場合はどうか？　それがムーヴ扱いなら、使い勝手悪すぎだが、そこまで厳格ではないだろう。　用途によって違ってくるだろうが、MDの曲をPCへ移すのが主目的ならば、ソニーHi-MDウォークマンMZ-RH1の方が良いと思う。　いずれにせよ、こうした製品を見るたびに、カセットテープって、もうどうにもならないよなぁ。と実感させられる。　30分単位でMP3ファイルが分割される致命的欠点にさえ除けば、キュリオムCBX-4022SDが最もコストパフォーマスが高いのだが。関連ページ→　『楽天・新製品市場』ビクター/マイクロコンポーネントMDメモリーシステム/UX-QM7 関連ページ→　『楽天・新製品市場』ビクター/CD-MDメモリーポータブルシステム/RD-M2 ●TV版「日本沈没」　CS TBSチャンネルで始まった。由美かおるが若い若い。と、水戸黄門を観る。やっぱりえらい違いだが、この間に32年も流れているとは信じがたい。　リアルタイムでは途中から、当時の再放送で初回から恐らく全話、その後、20年ほど前の再放送で全話観ている。20年前の再放送の時は、オープニングのタイトルバックが異常に短かったが、今回の再放送ではその２倍ほどある。いくつかバージョン違いがあるのだろうか？　20年前の再放送では、本放送のエンディング部分がオープニングに使われたのではなかろうか？　今回はエンディングが存在しないが、最初の頃の放送ではオープニングもエンディングもあった気がするのだ。　あの五木ひろしの名曲は、筒美京平作曲だったのだな。現在のドラマは（アニメも）単なるタイアップとしか思えぬものが大半。ドラマの内容と合致したものは出来ないものか？ ●雑感　雑感500回記念は、思わぬ波乱。色々あって昨日はほとんど寝ていないし、これからしばらく大変な日々が続く。作業も全て停止。今日の夕方から少し再開しておこう。第499回●Casa BRUTUS 9月号　　　　　　　　　2006. 8. 5(土) ●Casa BRUTUS 9月号 ←関連ページ　まだ未発売なので確かなことは言えないが、今月号は面白そう。といっても、偏った好みによるのだろう。日本、東京、住宅、安藤忠雄の特集の時は、たいがい面白いと感じる。建築ブームの昨今、雑誌や単行本で情報が溢れているため、Casa BRUTUSならではという新鮮さは期待できなくなってきているが……。　宣伝するわけじゃないが、楽天ブックスならまだ送料無料キャンペーンやってるし。　関係ないけど、黒川紀章の中銀カプセルタワーが、取り壊しか修復かの住民投票（？）の段階まで来たらしい。９月にも結論が出るとか出ないとか。もはや実体のない日本橋復活に4000億円も突っ込むくらいなら、こうした新しい時代の建築の修復に援助することを考えて欲しい。ブラジリアが世界遺産に指定されたように、東京の戦後建築がそういう価値を持ったっていい筈だ。 ●ワニブックス雑感　小川麻琴のラスト写真集の告知が出たと思ったら、今度は後藤真希。このハロプロ堂々巡りは、ワニブックスの主力なんだろうか？一方で、倖田來未の豪華写真集BOX、9450円っていったい、誰が買うんだ？関連ページ→　『ワニブックス』 ●OVA版キャシャーン　環境保護のためにロボットを造ったら、環境破壊する人間を滅ぼすようになった。というのは、いかにも90年代的。雷に打たれたロボットの誤動作が発端という、旧作の不条理さの方が空恐ろしい。が、そういうのを嫌う時代だったんだろうな。　ロボットのリデザインは見事なもの。旧作の量産型は、今見ると情けないほど格好悪いから。でも、それも狙いだったのかも。カッコイイ強大な敵より、不細工で笑えるようなロボットが殺戮を行う方が怖いという。それをストレートにやったピエロ型自爆ロボットのエピソードもあったっけ。　キャシャーンが伝説になっていて、実在するか否か定かでないという冒頭は、旧作に勝るかっこよさ。30分×4話という短さを考えれば、まずまず優れたリメイクといえるだろう。第498回●屏風と額装　　　　　　　　　　　　　2006. 8. 4(金) ●宣伝文句ほど価値あるとは思えないが、　　←関連ページ昔、こういうのが欲しかった。似たようなもので、大判小判のレプリカを並べて額装したのもあったな。　そういえば、最近、額装ってあんまり流行らない。私が子供の頃は、コレクションを並べて額に入れるというのは、しばしばあった。　もう一世代前までは、屏風ってのが一つの形態だった。なんでも鑑定団にも時々出てくるが、コレクションを屏風に貼るという習慣は日本古来のもののようだ。その昔、近所に、屏風へ紙幣の表裏を貼っているいる人がいて、１万円札が出た時、「さすがにこれは貼らないだろう」と噂していたら、表裏２枚貼ってしまったということがあった。現在の10倍以上の価値の時代である。はたして、これも損壊と見なされて罪に問われるか否か？　 ●国際文通週間に隠し球　なかなか、面白い企画。同じ図案の切手を複数の国から出すという、郵趣界ではおなじみの話。同時発行は初めての試みと書かれているが、同時かどうか忘れたが、同図案の共同発行は以前にもあった気がする。当然、窓口で買うだけの人は、そのことを知らないわけで、盛り上がりに欠ける。今度は、シンガポール版とセット販売でもしてみたら？　民営化しないとまだ無理なんだろうか？　映画切手にせよこれにせよ、あと10年早ければなぁ。記念切手の供給は既に危うく、即日売り切れも多い。ブームの頃も当然そうだったが、今は大量に売れ残る中、一方では売り切れるというまずいかたち。関連ページ→　『日本郵政公社』ケース付き「国際文通グリーティング切手」 ●雑感　世間では色々なニュースで賑わっているが、コメントは無し。昨日一日、体調不良で潰したので余力無し。　作業は最終段階へ。CANVASでの作画は完成したのに、今日再び修正。最終案から４回ほど手を入れたことになる。シャーペンによる作画も１点。あとは、文章を入れて終わりにする。第497回●デジタル・レトロ　　　　　　　　　　2006. 8. 2(水) ●デジタル・レトロＤＩＧＩＴＡＬ　ＲＥＴＲＯゴードン・ライング著 / 森美樹訳　3150円　古いPCがブームなのだろうか。今だからこそ語れる裏事情も結構あるだろう。しかし、PCは影が薄いのか、『プロジェクトＸ』でも、コンピュータやワープロ専用機の話はあっても、PCは出てこなかった。　70～80年代といわれても、当時のパソコン誌の記事を編集しただけでは意味がない。それに興味を示すオールドファンにとっては、頭に入っていることばかりだからである。で、この本だけど、日本人にはあんまり関係ない内容かも。 ●雑感　作業大いに進む。CANVASでの作画はほぼ終了。作業しすぎで持病が出る。第496回●BOOT革命　　　　　　　　　　　　　　2006. 8. 1(火) ●BOOT革命 ←関連ページ　Windowsって、いつから本体内蔵HDDからしか起動できなくなったのだろう？　昔は、FDからDOSを立ち上げれば良かった。FD2枚にシステム、辞書、必要なツール等を入れておけば、非常時にも作業を行うことができた。今なんか、CD-ROMやDVD-ROMで立ち上げたって、システムの再セットアップしか出来ないから、何のありがたみもない。　せめてUSB接続の外付けHDDから立ち上げられれば、っていうソフトもあったわけだが、今度はUSBメモリからも立ち上げられるようになった。　が、待てよ。USBメモリじゃシステム、アプリ等が全部入りきらないので……って、いったい、我々はどんだけ外部記憶装置を浪費しているんだろう？　FD1枚にシステムが入りきらないと嘆いたのは遠い昔。関連ページ→　『デジタルARENA』USBメモリーでWindowsを起動！？「BOOT革命/USB Memory Ver.1」 ●ドラマ雑感　やはり、「マイ☆ボス　マイ☆ヒーロー」と「結婚できない男」の視聴率が高いのは順当なところ。「サプリ」って、イマイチさえない。原作では、亀梨の役が格好悪いらしいが、月９であんまり格好悪くはできない。それが、イマイチの原因との声も聞く。　でも、やっぱ、ストーリーがつまんない。先週は、仕事と私生活がリンクしてちょっと面白い展開だったけど、今週は元通り。広告代理店というと、「奥様は魔女」だよな。冒頭で、ダーリンが仕事を受け、アイデアが出ないでいると、奇想天外なドタバタが起こって、ラストで広告のアイデアに結びつくというスタイリッシュな展開。まあ、時代が違うから、今あの手法を出されてもダメなんだろうけど。 ●雑感　作画進む。明日中にはアレが描き終わり、明後日、明々後日にはアレを仕上げる。あとは、手描きの絵を何枚か入れてごまかせばいい。　外国製のカセットテープ、さらに20数本見つかる。良いのか悪いのか。

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